タカラヅカニュースで
トミー・チューン氏、岡田先生、生田先生による
『グランドホテル』トークを見ました。
なんとも不思議な空間でした。
グランドホテルトーク
先週あたりもすでに流れていたかと思いますが、
じっくり見られなかったので、今週見ました。
岡田先生も生田先生も英語を理解しているようすでしたね。
トミー・チューン氏と岡田先生っていくつぐらいなのかな?と
調べてみたら、トミー氏が77歳、岡田先生が75歳と書いてありました。
お二人とも重鎮でいらっしゃいますね。
そこへ気後れすることなく話す生田先生が頼もしかったです。
「新しいお客さんとしてチェックインさせていただけた」
と、ややもすれば寒いセリフも説得力を持つのが生田先生のすごさです。
ちょっとネタバレかな?というところもありますが、
タカラヅカニュースで流れていたところはそのまま書きます。
グランドホテルトークの内容
「24年ぶりに戻ってこられるとは夢にも思わなかった」と話すトミー氏。
前回とは違い、バロンを主役としてのチャレンジでしたが、
「うまくいったと思う」とのことでした。
岡田先生が「たまきくん、まなきくん、みやさん」
と言ったのがちょっと面白かったです。
みやるりだけさん付けになっていました。
再演のことを「ニューグランドホテル」と言っていましたが、
その名のホテルが日本各地にありそうです。
トミー氏と生田先生は、
別々の場所にいても同じアイデアを思い付いたり、
同じことを考えていたことが何度もあったそうです。
気の合った二人だとそういうことがよくありますが、
国も年齢も離れた二人が通じ合うのは面白いですね。
今回新しくなったという、ボレロを男爵が踊るシーン。
生田先生はそのアイデアを話したとき、
トミー氏を怒らせてしまったのではないかと思っていたそうです。
「なぜ死んだ男爵が踊るのか?と思ってしまった」
というトミー氏の考えはごもっともです。
宝塚ばかり見ていると忘れそうになります。
そこを「どうしたら実現できるか」と考えて、
眠れる森の美女の反対で、
グルーシンスカヤが男爵にキスをして命を与える設定にしたのだとか。
「人というのは、学び続ける生き物。
常に心を開き新しいアイデアを取り入れ、
却下することもあるけれど、今回のアイデアは取り入れた」
というトミー氏の言葉に、器の大きさを感じました。
あとは生田先生に向かって、
「新しいグランドホテルができてうれしいよね!」
と言ったときの岡田先生がかわいかったです。
新生月組最高!
「月組は素晴らしい組です」とトミー氏に言ってもらうと、
全然関係のないわたしまでうれしくなります。
『グランドホテル』と『カルーセル輪舞曲』は完璧な組み合わせ、
とまで言っていました、
たしかにこの二本立てで大劇場お披露目できたのは、
新生月組にとってとても良かったと思います。
今週末にもう一度行くので、とても楽しみです。
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