月組『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』『ピガール狂騒曲』
宝塚大劇場千秋楽おめでとうございます!
このところ宝塚と縁遠い暮らしを送ってきましたが、
久しぶりにライブ配信を見て楽しみました。
千秋楽ライブ配信デビュー
今回はじめて楽天TVを利用しました。
楽天ポイントと10月生まれのバースデークーポンを使って安く購入できました。
ライブはパソコンをHDMIケーブルでテレビにつないで見ました。
1回きりの放送なので、開始時刻の13時までに用事を済ませてスタンバイ。
幕が開く直前、画面が真っ暗で音声だけ流れており、「たぶんチョンパだろう」と思う気持ちと「配信の不具合では」と思う気持ちでドキドキしていましたが、無事に始まりホッとしました。
公演の感想
WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-
和物のショーなのであまり期待していなかったのですが、思いのほかよかったです。
曲がよかったのかな?
れいこちゃんがすっかり安心感のある二番手になっていました。
おだちんとのシーンは通常のショーにもありそうなシーンで、見ていて楽しかったです。
退団公演の松本悠里さんの存在感にも心打たれました。
幻の男が出てきたときに一瞬で恋する乙女みたいになるところがすごかったです。
夫と「月が満ちていく方向が逆じゃない?」という話になりました。
「逆回しにしている」「そういうファンタジーの世界」「実は南半球」「単純に間違い」といった意見が出たのですが、どうなのでしょうか。
リアルタイムで疑問点を話し合えるのもライブ配信の醍醐味かもしれません。
ピガール狂騒曲
十二夜をまったく知らずに見たのですが、わかりやすい話でよかったです。
男装した女性、双子のペンダントというポイントが『All For One』に似ています。
ムーラン・ルージュで活躍するありちゃんからは『カンパニー』の敷島バレエ団を思い出しました。
ラストシーンでたまきちジャックとヴィクトールがどう出てくるのだろう? と思っていたら、影武者が堂々と出てきて笑いました。
カメラワークで顔があまり映らないようにしているところもよかったです。
初舞台生のロケットは「みんなよくがんばったね!」と労いたくなりました。
挨拶のとき、初舞台生がよく見えるように屈む月組生たちが微笑ましかったです。
たまきちが初舞台生だった2008年ミーマイからもう12年か……なんてことも思いました。
千秋楽ライブ配信の感想
ここからは自宅のテレビでライブ配信を見ての感想です。
電車に乗らなくていい
出不精なわたしは「宝塚まで電車に乗るのがしんどいな~」と思ってしまうので、家で見られるのは最高でした。
くつろいで見られる
こたつに入って飲食しながら見ました。
くつろいで見られる反面、集中が途切れてしまうことがあって、その点は良し悪しです。
一緒に見ていた夫は途中で昼寝をはじめて、最後にまた目を覚まして見ていました。
ネットに繋がる
生徒さんの名前など、気になることがすぐ調べられてよかったです。
月の満ち欠けについても「これでいいんだっけ?」と調べて、やっぱり逆ということがわかりました。
Twitterでもちょくちょくつぶやいていました。
手拍子したくなる
家にいても拍手や手拍子はしたくなりますね!
劇場で見ているノリで拍手したらすごく大きく聞こえました。
宝塚を見た気になる
家の小さなテレビでも「宝塚を見た!」という気持ちになりました。
スカイステージだと何度も再放送するので、あまり真剣に見ないことが多いです。
ライブ配信は一回きりで、同じ時間に見ている人がたくさんいるので、劇場で一緒に見ている気持ちになるのかもしれません。
また見たい公演があったら購入してみます。
お知らせ
わたしの小説家デビュー作『成瀬は天下を取りにいく』が新潮社から3/17に発売されます!滋賀県大津市が舞台の作品で、西武大津店やミシガンが登場します。
読んでいただけるとうれしいです。