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moon前回の記事で書き残した感想を書いていきます。
宝塚の人事にはしばしばやきもきさせられますが、
突然「そんなのどうだっていいじゃん!」と思いました。
これもひとえにくらげちゃんが素晴らしかったからです。

くらげちゃんよかったね!

「くらげちゃん」こと海乃美月さん。
今回は主人公のお母さん役でしたが、これがすごくハマっていました。

突然ダルマになって踊るところは最高でした。
月組にくらげちゃんがいてよかった!と思えるシーンです。
くらげちゃんの元気な姿が見られてほっとします。
その後銀橋で普通に元の服に着替えていて、
「そんなところで着替えるの」と笑えました。

ちなつとの夫婦姿もばっちりきまっていて、
二人はこんな感じで長年愛し合っているのだろうなと伝わってきます。

そして最後に階段を一人で降りてきたときには驚きました。
ちなつとペアでも全く不自然ではない状況です。
くらげちゃんよかったね……と拍手を送りました。

ありおだ問題

この作品で賛否両論ありそうなのがありちゃんとおだちん問題。
最後ありちゃんパブロが好きな人を言う流れになったとき、
「まさかエルフィー?」と思ったらフェリックスだったので「ほほう」と思いました。

嫌がるフェリックスがリアルな反面、なんだかパブロがかわいそうで、
だからといってすんなり受け入れるのも変なのかも?とか、
いろいろと考えてしまいました(原作がどうなのかは知りません)。

暁千星さん

それを抜きにして、ありちゃんパブロはすごくよかったです。
こりゃ間違いなくエースストライカーですわというところ。
「マッチョマッチョ」の歌詞もさることながら、
「MACHO MACHO」と表示されるのは笑わずにはいられません。

力をつけておきたい時期のスターにカタコトの役ってどうなの?と思わなくはないのですが、
そんなことがどうでもよくなるぐらい、動きが素晴らしいです。
歌わせずダンスに専念させる演出の潔さに感動しました。
エマとは仮に結婚していたとしてもうまくいかなそうです。

製菓部にイケメンメガネがいるなと思ったら、ありちゃんでした。
隠しきれないスターオーラが出ていますね。

風間柚乃さん

フェリックスはいかにも期待の若手の役どころ。
屋根裏部屋は秘密基地みたいでワクワクします。
事故を起こしても無傷なあたり、ギャグの世界の人間みたいです。
新人公演ではエルフィーをやるんですね!

その他つれづれ

光月るうさんのエルフィー

エルフィーはちょっと前なら間違いなくすーちゃんがやる役でした。
これは光月るうさんがやってよかったです。
ややもすると鬱陶しいおばあさんになるところをいい塩梅で演じていました。
わたしもアキレス腱を伸ばしたくなりました。

ミス・ツヴィックル

さち花ちゃんの役は……ちょっと評価しづらいですね。
「5時に夢中」の名物素人として出てきそうです。
くらげちゃんより若い役ということに驚きました。

95期のみなさん

はーちゃんのエトワールよかったー!
たんちゃんパレードのとき女神みたいに美しかったー!
まゆぽんのパパラッチセクシーだったー!

プログラム価格据え置き

消費税が上がってもプログラムは1,000円のままなんですね。
消費税5%の時代から一緒なのはありがたいです。
税抜価格は952円→925円→909円と、値下げしていることになります。

懐かしの月組

今回UCCミュージカルということで、2008年のミーアンドマイガールを思い出しました。
あちらもハッピーなミュージカルで大好きでした。
その後繰り返し再演されてちょっと食傷気味になってしまいましたが、
はじめて見たときのワクワク感は忘れられません。

瀬奈じゅんさんや霧矢大夢さんのことを思い出していたら、
瀬奈じゅんさんの退団公演『HEAT ON BEAT!』のオープニング衣装(たぶん)が出てきて、
懐かしいな~と思いました。

次は和物レビュー+ミュージカル

月組の次回大劇場公演は、
『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』
『ピガール狂騒曲』の二本立て。
ショーが先に来るパターンみたいですね。

宝塚大劇場の公演期間が2020年4月24日~6月1日で、
娘がもう小学生になっているではないか……と思いました。

皆様よいお年をお迎えください(気が早い)。

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