スカイステージで『1789』新人公演を見ました。
本編をいまいち覚えていないせいで
どこのシーンがカットになったのか全部はわからず
「こんな話だったっけ?」と思いながら見ていました。
ざっと思ったこと
まず、最初の塀に登るシーンがないのはさすがに気付きました。
突然ロナンありちゃんが現れます。
あまり誰が誰の役かというのも覚えていなくて、
「れんこん気合入ってるなー」
「るねちゃんがカチャの役かー」
「アルトワ伯美しいなー」
なんて思いながら見ていました。
お気に入りの美園さくらちゃんはアントワネットでした。
しかしあの登場シーンがカットですか!
ちょっと物足りないですね。
必然的にオランプの比重が上がっていました。
変な言い方ですが、時ちゃんは思ったよりかわいかったです。
何よりヒロイン声なのがいいです。
おかげでラブストーリーらしさが増していました。
さくらちゃんはヒロインとしてカウントできるのでしょうか…。
ありちゃんがんばれ!
ありちゃんも男役の声が上手になってきましたね!
やっぱり華があります。
月組ファンとしては上手くなってもらわなくては困る存在なので
ハードルが上がってしまいますが、
この新人公演に関していえば確かな成長が感じられました。
ロナンとデムーラン&ロベスピエールが対立するシーン、
本公演だと育ちの違いが如実に表れていたのですが
新人公演だとあまり差が感じられなくて、
ロナンがいちゃもんをつけたように見えてしまいました。
ありちゃんが悪いというわけではなく、
演じる人が違うとこんなふうになるのかーと思ったシーンです。
95期の大活躍
主演ではないにもかかわらず、95期が大活躍でした。
この時期に『1789』という大作が来たのはラッキーかもしれません。
あーさのアルトワは美しかったですね!
本公演のみやるりにも引けを取らない美貌でした。
しかしあのみやるりアルトワは異様に出来が良かったですね。
本公演のアルトワを見ていると、
あーさのアルトワが物足りなく感じてしまいました。
ソレーヌ役のたんちゃん、マラー役のひかるくんも良かったです。
まゆぽんは終始楽しそうでした。
ペイロール以外にもひょっこり現れて
「これは何かの罠ではないか…」と思ってしまいました。
ちゃぴは民衆の中に溶け込んでいましたね。
最後の挨拶も良かったです。
また何年か後に見返したい新人公演でした。
お知らせ
わたしの小説家デビュー作『成瀬は天下を取りにいく』が新潮社から3/17に発売されます!滋賀県大津市が舞台の作品で、西武大津店やミシガンが登場します。
読んでいただけるとうれしいです。