たまきちトップ、みやるり二番手という構図について、
きのうの記事で「数年前なら信じてもらえない」と書きました。
果たしてどんなふうに思うのか、
ちょっとさかのぼってみることにします。
1年前
2016年2月の時点では、トップスターまさお、二番手たまきち、
カチャとみやるりが並んで三番手という感じでした。
たまきちが次期トップという部分は受け入れられるでしょう。
たまきちのトップスターが発表されたのは2016年3月15日のことです。
一方、みやるりの二番手発表がいつかというと微妙なところです。
二番手に決まりましたという発表はありませんからね。
カチャの専科異動が発表されたのは2016年5月23日のこと。
2016年8月19日にみやるりのスターカレンダー入りが発表されて、
そのころから二番手濃厚になってきました。
昨年の今ごろ「たまきちトップ、みやるり二番手」と言われたら、
「そういうこともあるのかな~」と受け入れられそうな気がします。
2年前
2年前はまだたまきちが2番手ではありません。
2015年4月24日から上演された『1789』では、
カチャとみやるりとたまきちが同格ぐらいです。
しかし、意外に「みやるり二番手」のところは
『1789』を見ていたら信じられそうな気がします。
アルトワは明らかにおいしい役でしたし、
フィナーレの冒頭で歌うのもみやるりでした。
『舞音』からたまきちが二番手になったものの、
みやるりもずっと舞台上にいる重要な役でした。
とはいえ2年前の今ごろ「たまきちトップ、みやるり二番手」と言われたら、
「どこがどうなってそうなるの?」と不思議に思ったことでしょう。
5年前
2012年までさかのぼってみると、まだみりおがいたんですね!
まさみりでロミオとティボルトの役替わりをしたのが懐かしいです。
そこへ組替えでやってきたみやるりがマーキューシオを演じ、
たまきちが「死」といういまとなってはギャグのような配役です。
5年前の今ごろ「たまきちトップ、みやるり二番手」と言われたら、
さすがに信じられないでしょう。
しかしいま思えばマーキューシオも重要な役です。
現トップスターのちぎちゃんとべにーも過去に演じています。
ここから考えるとみやるり二番手は妥当でしょう。
たまきちのスピード出世は異例だったのだと、改めて思いました。
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