※当サイトにはアフィリエイト広告が含まれます

moon人事の話を嫌う方もいるかもしれませんが
わたしは宝塚の醍醐味のひとつだと思っていて
あれやこれや考えながら見ています。
予想は全然当たりませんけどね。
今回の記事では若手男役の3人について。

あーさの大活躍

各組に存在する95期の路線スターたちの中で
あーさはバウホール主演がダブル主演でした。
そのため分が悪いんじゃないかな?と思っていましたが
今回の公演に関してはかなり扱いが良かったですね。

『NOBUNAGA』は妻木と森蘭丸の2役です。
森蘭丸は終盤しか出てこないので、妻木のほうがメインです。

この妻木がとても存在感のある役でした。
信長との絡みもあります。
娘役がやると生々しくなりすぎるところを
男役を使うことによって実にうまく仕上げていると感じました。

ショーの方でも目立つ位置にいました。
むしろあーさだからこそ目立つと感じるのかもしれません。
どこにいてもぱっと目を引きます。

月組だとありちゃんの上げっぷりがすごいので
あーさはどうなるのかな…と心配な面がありましたが
今回の公演では将来のトップを意識した位置にあると思いました。

ありちゃんが上手くなっている

ありちゃんは上手くなってくれなきゃ困るという存在ですが
『1789』のころと比べてもかなり成長しています。
歌も上手になりましたね。

お芝居も以前は未熟さが目立っていましたが
「あれ誰だろう…ありちゃん!?」と、
しっかり舞台になじんでいました。

『NOBUNAGA』はまさおにあてがきされたような作品でした。
新人公演ではありちゃんがどのように演じるでしょうか。
また一つ成長してくれそうです。

なぜまゆぽんに新公主演をやらせなかった!

まゆぽんが新公主演を経験しなかったことが残念でなりません。
『NOBUNAGA』では前田利家役でした。
ちょっとコミカルな役づくりが上手ですね。
マギーの抜けた枠にすっかり収まっているような印象でした。

マギーも新公主演を経験しているわけで、
まゆぽんにも一度チャンスがあったらよかったのにと悔やまれます。

しかし新人公演主演が全てではありません。
まゆぽんも今後幅広い役を演じていくことでしょう。
男役10年を過ぎたらどんなジェンヌになってくれるのか、
長い間見続けていたい生徒のひとりです。

お知らせ

わたしの小説家デビュー作『成瀬は天下を取りにいく』が新潮社から3/17に発売されます!
滋賀県大津市が舞台の作品で、西武大津店やミシガンが登場します。
読んでいただけるとうれしいです。