アーネストインラブ千秋楽映像を見ました。
演目発表のときにはまたアーネスト?と思ったものの
キャストみんなが楽しそうだったのが何よりです。
さすがにもう再演はいらないかな…という感じですが。
千秋楽あいさつ
みりおは挨拶の最初に休演者が出なかった旨に触れ、
インフルエンザの大流行の波を交わしたと言っていました。
良かったですね。
アーネストインラブのキーワードともいえる
「まじめに 誠実に 熱烈に」については
宝塚人生においても大事なことだと言って会場を湧かせていました。
「まじめに」と「誠実に」は似ている気がしますが
「熱烈に」というのは少し飛躍していますね。
たしかにまじめで誠実で熱烈な男役は
多くの人から愛されることでしょう。
蘭寿とむさんが思い浮かびました。
みりおと相手役
かのちゃんとしっくりきていない話は初日映像を見たときに書きました。
だからといって誰なら良かったという代案もないんですけどね。
これまでみりおの歩んできたエリートコースを考えると
なんでかのちゃんにしたのだろう…と、とても疑問です。
かのちゃんも路線娘役だったわけですが
宙組から組替えさせてまでみりおの相手役にすべき逸材だったかというと
そんな感じではありません。
こんなふうにいろいろ言われてしまうわけで
かのちゃん自身にとってあまりプラスにならない気がするんですよね。
今後もう一人ぐらい別の相手役で見てみたいです。
みりおと作品
相手役以上に謎なのが作品のラインアップです。
再演に次ぐ再演ですからね。
月組時代に主演を務めた『アリスの恋人』も『春の雪』も良かったのに、
トップになった途端再演ばかりです。
もちろん『エリザベート』は名作ですし、光源氏も似合っていました。
一概に再演が悪いとは思いません。
しかしこのまま再演ばかりやらせるのはもったいないでしょう。
みりおの代表作らしい代表作が登場しません。
まだまだ先は長いと思っていましたが
すでにトップ就任から2年が過ぎようとしています。
さすがに次は新作でしょうか。
発表が気になりますね。
【初日の記事】
『Ernest in Love』初日映像と、みりかのの変化
お知らせ
わたしの小説家デビュー作『成瀬は天下を取りにいく』が新潮社から3/17に発売されます!滋賀県大津市が舞台の作品で、西武大津店やミシガンが登場します。
読んでいただけるとうれしいです。