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flower『邪馬台国の風/Santé!!』を観に行って、
花組男役の存在感に圧倒されました。
下級生にいたるまでみんな男役男役しているんですよ。
粒ぞろいで、見ていて飽きないという感じでした。

男役の見せ場が多い

前に花組を観に行ったのは『ファントム』でした。
海外ミュージカルの中でも特に役が少ない作品です。
蘭寿さんと壮さんについては十分に堪能できたものの、
大半の男役は出番が少なくて印象に残りませんでした。
あのだいもんでさえチョイ役でしたからね。

『邪馬台国の風』は役が多いのがいいですよね。
台詞のない役でもそれぞれに持ち場が与えられていて、
役を生きている実感があります。

『Santé!!』はなんといっても黒燕尾!
ショーの黒燕尾は組を問わず最高に盛り上がる場面です。
同時に「月組は次回ショーがないのか…」と悲しくなりました。

一本物でもちょっとしたショーは付いてきますが、
55分のショーとは全然違いますからね。
花組も次回は『ポーの一族』なのでショーはないですね。

花組のピラミッドが美しい

番手が常にごちゃごちゃしていた月組ファンとしては、
みりお、キキちゃん、れいちゃんと、
ちゃんとピラミッドになっているのが新鮮です。

ショーでのれいちゃんの使われ方を見ていると、
3番手というよりはもうちょっと上な感じがします。
あさきりゆひ時代の月組を思い出しました。

さらにはあきら、ちなつ、マイティーがいて、
層の厚さを感じずにはいられません。
ダンジョンだとしたら難攻不落すぎます。

『邪馬台国の風』におけるあきらとちなつの配置がよかったです。
あきらはわかりやすい悪役キャラですが、とにかく美しかった!
ちなつもキャラクターによくあった配役でした。

れいちゃんが素晴らしかったことはすでに書きましたが、
マイティーも負けてはいません。
しゃべれない役なのに存在感は十分です。

ほかにも気になる男役がたくさん

スカイステージでのトークが面白い、
あかちゃんこと綺城ひか理さんは邪馬台国の兵士でした。
「舞台で見るとこんな感じなのかー」なんて思いました。

兵士の同僚である矢吹世奈さんも気になる存在です。
大津で番組のロケをしているのを見かけたことがあったので、
「あのとき見た世奈ちゃんが、みりおと舞台に立っている!」
と感動してしまいました。

忘れちゃいけないのがナシメ役のタソさん。
ナシメがタケヒコとヒミコが密会しているのを目撃して、
「これからどうなるんだろう!」とドキドキしていたら暗転ですよ。
そこを描かないのは手抜きなんじゃないの~と思ってしまいました。

ほかに名前がわからない男役さんもいましたが、
今後またスカイステージで見ることもあるでしょう。
花組男役が豪華だということだけは覚えて帰りました。

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