スカイステージで『アルジェの男』を見ました。
ジャック役のまさおが神がかっていました。
好みが分かれる役だったと思いますが
わたしはまさおにぴったり合っていたと思います。
ジャックの存在意義
2番手というとトップスターの相棒か敵役に回ることが多いです。
敵役といってもマイルドな悪役から極悪非道な役までさまざま。
『アルジェの男』のジャックは一言でいうとチンピラです。
クズっぷりもさることながら、
背筋が凍るような恐ろしさも持っています。
悪役というより変な人という印象も受けます。
特に主人公ジュリアンに対する執着にかけては
病気なのかな?と思ってしまうほど。
ジャックがクズであればあるほど
ジュリアンの出世街道が際立ってくるわけで
なくてはならない役であることは間違いありません。
2番手時代のまさお
まさおとみりおがダブル2番手みたいなこともありましたが
作品によってそれぞれの重さは違っています。
スカピンは役替わりだったので同じ比重だったものの、
ジプシー男爵、バラの国の王子、アルジェの男、エドワード8世は
一応まさおを2番手にしていた感はあります。
いま思い浮かべてみると、陰のある役ばかりですね。
一方でみりおは明るい役ばかりでした。
あくまで大劇場のお芝居だけの印象ですけどね。
あまり美味しい2番手ではなかったような…?
ちゃぴの新人公演初ヒロイン
ちゃぴが娘役に転向したのは『アルジェの男』からです。
いきなり新人公演初ヒロインですからね。
きっと次期トップ娘役というのも既定路線だったのでしょう。
いまとなってはすっかり綺麗な娘役になりましたが
転向したばかりのちゃぴは違和感がすごかったものです。
新人公演主演はこちらも初主演のゆりちゃん。
あまり柄に合っていない役だった気がします。
むしろエドワード8世のほうが似合ったかもしれません。
たまきちもジュリアンのほうが似合いそうです。
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