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flowerみりおの相手役がかのちゃんになった件について。
かのちゃんは入団当初から綾瀬はるかに似ていると言われていて、
わたしはいまだに「綾瀬はるかに似ている子」という覚え方をしています。
96期はあまり良く思われていない面がありますから、
悪印象を覆すような実力を見せてほしいですね。

みりおという奇跡の存在

ただ個人的な思いとして
みりおの相手役は誰がやっても合わない気がします。
みりおってすごく特別なジェンヌなんです。

あれだけきれいで実力もあるって
ほんと静岡が生んだ奇跡ですよ。

みりおと宝塚の出会いに感謝

わたしも静岡出身なのですが、
宝塚なんて周囲に好きな人がいなければ
なかなか知りえない世界です。

わたしは京都の大学に進んで、
阪急の駅にあるポスターを見て
宝塚って普通にやっているんだーと知りました。

結果として趣味の一つになったのですが、
観劇デビューしたのは20歳過ぎです。
みりおに宝塚をすすめた周囲の人々に感謝したい気持ちです。

準トップスターという概念

みりおについては月組下級生の時から超路線扱いで、
絶対にトップにするというシナリオが見て取れました。

破格の待遇を受けていても透明感というかなんというか、
スカイステージで素の状態が映っていても
「明日海りおという人は現実に存在するのだろうか」
と思ってしまうような、不思議な感じがあります。

それでいてどんな役でも
自分の物にしてしまうような舞台での姿がすごいです。
『春の雪』なんて完璧に当たり役でしょう。

あんなジェンヌがいたら劇団も
「準トップ」という新しい概念を導入したとしても
やむを得ないと思わせてしまうような説得力がありました。

今後もみりおから目が離せない

わたしは月組ファンでまさみりの並びが大好きだったのですが、
違う組のトップに並び立つことになった今の状態も好きです。

まさみりコンビの似て非なるものという感じは、
かつてモーニング娘。で一世を風靡した辻加護コンビのようでした。

きりやさんが退団を発表してから
なかなか次期月組トップが発表されず、
ファンたちはやきもきしていました。

退団公演が始まってから
「次期トップは龍真咲、準トップに明日海りお」
と発表されたときにはネット上でいろいろな議論がなされました。

わたしは制度上あり得ないこととは思いつつ、
「みりおがトップになるんじゃないの」と思っていたので
準トップの発表はなんとなく納得してしまったものです。

プレお披露目のベルばら、
大劇場お披露目のエリザベートときて、
次はアーネストインラブをやるとのこと。

アーネストインラブも大好きなので改めて語りたいと思います。
今後みりおはさまざまな名作をやり尽くすのかもしれません。

お知らせ

わたしの小説家デビュー作『成瀬は天下を取りにいく』が新潮社から3/17に発売されます!
滋賀県大津市が舞台の作品で、西武大津店やミシガンが登場します。
読んでいただけるとうれしいです。