わたしはピアノを習ったことは無く、片手で弾くことしかできません。
家に子ども用のキーボードがあるので何か弾いてみようと思い
図書館の楽譜のコーナーを見に行ったところ、
そこには思わぬ掘り出し物がありました。
インパクトある表紙
2005年月組『エリザベート』のピアノ弾き語りです。
ほかにも普通の実用書を数冊を借りたのですが、
貸出カウンターに持っていくとき
表紙のさえちゃんの顔が目立っていてちょっと怖かったです。
主人に「借りるのちょっと恥ずかしかった」と話したところ
「なんで?」と言われたので
すっかり宝塚慣れしているな~と思ってしまいました。
弾いてみた感想
まず、弾けません。
わたしのようなピアノ未経験者が楽譜を見ても
ぱっと見では「ドレミファソラシドレミ」ぐらいしか読めません。
たとえば一曲目「愛と死の輪舞」は
いきなり「低いミ」から始まります。
五線譜の下に3本も線があるんです。
ピアノ経験者の方にとっては
「そんな曲はいくらでもある」と思われるかもしれませんが
わたしは見慣れていないので面食らってしまいました。
以前『エリザベート』を上演したときに
スカイステージで誰か(みりおだったかな…?)が
「音符がすごい場所にある」
というようなことを言っていたのですが
その意味がわかりました。
「私が踊る時」
すべて練習するのは大変すぎるので
一番好きな「私が踊る時」を練習しています。
最後の「えらぶ~」のハモり、
実際に弾いてみると「こんな音なのか」と発見があります。
タイトルは「ピアノ弾き語り」になっていますが
わたしにとって弾きながら歌うのは至難の業です。
主人にトート役をやってもらって最後だけ歌ってみたら
なかなか楽しかったです。
お知らせ
わたしの小説家デビュー作『成瀬は天下を取りにいく』が新潮社から3/17に発売されます!滋賀県大津市が舞台の作品で、西武大津店やミシガンが登場します。
読んでいただけるとうれしいです。