「エリザベートか~」とあまり歓迎していなかったくせに、
稽古場映像を見たら一気に気分が盛り上がって、
初日映像を見たらすぐに見に行きたくなりました。
たまきちトートが思いのほかしっくりきていた気がします。
たまきちトートが新しい
月組でエリザベートと発表されたそのときから、
「たまきちがトート?」と思っていたわけですが、
しっくりなじんでいて、「さすがたまきち!」と思いました。
トートの鬘が不思議な色をしていますね。
水族館にあんな感じの水槽がありそうです。
衣装も全体的に新しいのでしょうか。
「こんな服だっけ?」と思うところが多かったです。
デュエットダンスが「最後のダンス」というのもいいですね。
たまちゃぴの最後のダンス、千秋楽は特にじーんときそうです。
美弥るりかさんのフランツ
稽古場映像でもっとも衝撃を受けたのはフランツです。
つい最近まで高野悠とかスイートハートとかやっていたあの方が、
完璧にフランツになっていました。
初日映像でも期待を裏切らないフランツでした。
正面からの顔があまり映らなかったのが意味深ですね。
「劇場で確かめてください」という意味でしょうか。
ちょうどスカイステージで放送していた『1789』のアルトワを見て、
「この人があのフランツになるのか……」と改めて震撼しました。
もう「みやるり」なんて気安く呼べません。
前回2016年のエリザベートでも真風フランツが素晴らしくて、
一気に心を掴まれました。
美弥フランツも劇場で見るのが楽しみです。
その他思ったこと
ありちゃんのルドルフを見たら、
「こんなにカッコよくなって!」と、
親戚のおばちゃんのように感激してしまいました。
わたしが見に行く日はおだちんルドルフなので、
ありちゃんルドルフも見たかったな~と思っています。
革命家のれんこんが映っていたのもうれしかったです。
なぜか今更「新公主演できてよかったね!」という思いが浮かんできました。
まゆぽんマックスがすごく気になっていたのですが、
ちらっとしか映りませんでしたね。
ほかにも見たいシーンがたくさん思い浮かんで、
やっぱりエリザベートは特別な演目だと思い直した次第です。
すーちゃんゾフィーは
「ゾフィーっていうよりすーちゃんだな」
と思ってしまいましたが、たぶん実際に見たら印象が変わると思います。
組長としての挨拶も今回で最後なんですね。
たまきちが「平成最後の夏」と言っていて、
すでにあちこちで聞いたフレーズにもかかわらず、
平成最後のエリザベートなのかと思うと不思議な感じがしました。
お知らせ
わたしの小説家デビュー作『成瀬は天下を取りにいく』が新潮社から3/17に発売されます!滋賀県大津市が舞台の作品で、西武大津店やミシガンが登場します。
読んでいただけるとうれしいです。