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moonスカイステージで2013年月組ベルサイユのばらをみました。
蘭寿さんが特別出演でアンドレを演じている回でした。
じっくり腰を据えて観てみましたが、
久しぶりに見てもきついなと思ったので
何度も観に行くファンの方には頭が下がる思いです。

蘭寿さんのアンドレがすごすぎる

きついというのは脚本に対してですよ。
一生懸命頑張っている生徒さんたちに罪はありません。

中でも蘭寿さんのアンドレはまさに力技というか、
存在感がすごいですね。

アンドレってこんなにかわいそうな役だったっけ?
と思ってしまいました。

そんな悲壮感を醸し出しつつ
オスカルへの愛情を貫き通す姿は
アンドレの理想形なのではないでしょうか。

アンドレと言えば橋の上での撃たれっぷりです。
蘭寿さんはもともと死に芝居に定評がありましたが、
その集大成ともいえる立派な死に方でした。

フィナーレのダンスもちょっと格が違う感じですね。
最後の決めポーズ前における、あのプルプルも
蘭寿さんがやると説得力が増すような気がしました。

みりおはお休みかと思った

みりおが何の役だったかすっかり忘れていて
「アンドレが蘭寿さんの時はお休みだったのかな?」とか
「あれ、もう花組にいたんだっけ?」などと混乱しました。

しばらくしてベルナールとして出てきたときには
この使い方は無理があるんじゃないかと思ってしまいましたね。

普通の2番手スターだったらこれでもいいと思うのですが、
当時みりおは準トップスターですからね。

だからといってお休みも無理があるかもしれません。
難しいところです。

その他のキャスト

ちゃぴもしどころがない役でしたね。
特に近年のロザリーは原作との乖離ぶりがすごくて
あなたそんなキャラだったっけと思ってしまいます。

アラン役のマギーはかっこよかったです。
マギーの美味しいところだけ見られた印象です。

そういえばまさおのオスカルに触れていませんでした。
終始蘭寿さんがすごすぎて意識を持っていかれていました。
だからと言ってそんなに悪くはなかったと思いますよ。

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