月組エリザベートの配役を見ました。
いまだに月組がエリザベートをやることが実感できず、
ちゃぴが退団するのもいまひとつ信じられない気分でしたが、
キャストを見たら「本当にやるのね」と思いました。
全体的にしっくりこない
役名だけ見たらどれがどの役だかよくわからなくて、
過去のプログラムを引っ張り出してきました。
ひとりひとり確認しながら、
文字どおり「あー」とか「うー」とか声が出てしまいました。
としちゃんやわかばちゃんが抜けてかみ合わせが悪くなったうえ、
エリザベートという作品の役の少なさ、バランスのおかしさから、
しっくりこない配役になっているというのが第一印象です。
全体的に「そこなの?」という思うところが多かったです。
だからといって悪いわけではないです。
専科がいなくて月組だけというのもよかったですね。
個人的に思ったこと
わたしがつっこみたいところを書いていきます。
ゾフィー 憧花ゆりの
これは納得です。
2009年版のときから
「あいちゃんよりすーちゃんのほうが怖い」
と思っていたので、満を持して!という感じです。
ゾフィーは怖いだけの存在になってはいけないと思うので、
すーちゃんがどんなふうに演じるのか楽しみです。
ツェップス 光月るう
越乃リュウさんのツェップスも一色瑠加さんのツェップスも大好きでした。
個人的にはまゆぽんで見たかったので、
「そうかー、るうくんかー」というところ。
でも、まゆぽんの役を見たら納得しました。
グリュンネ 紫門ゆりや
まず「グリュンネってどの人?」ってなりました。
2016年宙組版ですっしぃさんがやっていた役ですね。
あまりしどころのない役のような気がしますが、
ビジュアルは最高なのでオペラグラスを合わせて眺めたいです。
マダム・ヴォルフ 白雪さち花
全然予想していなかったものの、
言われてみれば「そうかー」という感じ。
めちゃくちゃリアルなマダム・ヴォルフですね。
娼館の敏腕女将としてローカルテレビに取り上げられそうです。
マックス 輝月ゆうま
マックスやるんじゃツェップスは回ってこないなぁと納得しました。
わたしはマックスのズボンについている紐がエロいと常々思っているので、
まゆぽんの紐にも期待しておきます。
リヒテンシュタイン 晴音アキ
これもちょっと意外でした。
リヒテンシュタインって演じる人によって印象が違って、
ただ単にゾフィーと一緒にいびる役とは限らないんですよね。
すーちゃんとはーちゃんの並びがとても楽しみです。
エルマー/シュテファン 蓮つかさ
エルマーかシュテファンどちらかの固定でもいいはずなのに、
ここで役替わりをするのはれんこんへの期待の現れでしょうか。
ヴィンディッシュ嬢 海乃美月
エリザベートってそんなに役がないの?と思うような配役。
過去に娘役2番手的な方が演じているのはわかるのですが、
くらげちゃんにヴィンディッシュ嬢はちょっと違うような……。
うまくやってくれるとは思いますが、
もう少し合う役があったらいいのにと思いました。
女官/エトワール 美園さくら
こちらも役の少なさを感じさせてくれます。
エトワールって書かれるのも珍しいですね。
花乃ちゃんが2014年エリザベートで女官だったので、
さくらちゃんもそのコースなのでしょうか。
黒天使(マデレーネ)天紫珠李
娘役に転向したじゅりちゃんがマデレーネ。
期待されていますね。
少年ルドルフ 蘭世惠翔
「ほう……」という感じです。
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