タカラヅカニュースで『1789』新人公演の映像をみました。
これから爆上げされることが想像に難くないありちゃんや
初ヒロインの美園さくらちゃんを見て
「ふんふん」と思っているところに
長であるちゃぴの挨拶で完全にやられました。
ありちゃんとえみち
ありちゃんに関してはまだまだ
「若手ががんばっています!」の域を出ない印象です。
もちろん、昨年『明日への指針』で主演を務めたときよりは
成長しているように思います。
今後バウホール主演を経てどんな変化を見せるのか
注目していきたいですね。
美園さくらちゃんは「えみち」という愛称なのですね。
これを機会に覚えました。
マリー・アントワネットは
ヒロインでありながらヒロインでないような大役です。
映像で見た限りでは歌が上手で、
女王としての風格があったように思います。
ただ少し老けて見えるというか、
ヒロインというより別格向きな感じがしました。
それはそれで貴重なので、
持ち味を伸ばしてほしいものです。
ちゃぴの挨拶がすごい
長の挨拶は民衆の衣装を身につけたちゃぴでした。
新人公演メンバーに溶け込んでいて面食らいました。
新人公演を見ている人はだいたい宝塚ファンでしょうから
ちゃぴがトップ娘役であることはわかるでしょう。
しかし、新人公演しか見ない人がいるとしたら
若手の一人だと思って観過ごしてしまうのかもしれません。
あるいは、ただものではないオーラを感じ取るでしょうか。
ちゃぴの挨拶はすべての単語に「!」が付いているような
力の入った口調でした。
上手く説明できませんが、かなりインパクトがありました。
95期が長になるのかという感慨
ちゃぴが挨拶に出てきたときにもう一つ感じたことは
95期が新人公演の長になったのかという驚きでした。
月組の94期にはたまきちという
常に学年の枠を飛び越えていたような存在があったため
あまり若手という感じがしなかったのです。
(個人の感想ですが)
その下の95期というと
「下級生だけど人材が豊富」という感じで、
常に若いイメージがありました。
それが今年度で新人公演を卒業するのですね。
月組の95期にとっては次回が新人公演ラストチャンス。
主演が回って来るかどうかという点も気になるところです。
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