北翔海莉 Dramatic Revue
『LOVE & DREAM』初日映像をみました。
みっちゃんがとても楽しそうに歌っていたのが良かったです。
その他のキャストもキラキラしていました。
ディズニーと宝塚
ディズニーの世界を表現するというので
もっと派手にやるのかと思っていたら
意外に地味な感じでした。
稽古場では知らない曲が多いと思ったものの
初日映像では知っている曲も多かったです。
第1幕はディズニー、第2幕は宝塚ということですが
宝塚パートになった途端に
「帰ってきた!」という安堵感を覚えました。
たいした宝塚ファンでもないくせに
なぜかホームだと思ってしまうんですね。
きりやんの思い出
レビューのテーマとなっている愛と夢に触れ、
「この仕事になってよかった」と言うみっちゃん。
『暁のローマ』でのきりやんとの掛け合いを思い出しました。
『LOVE&DREAM』で
きりやんの退団公演『MISTY STATION』の衣装が出てきたのも
思い出すきっかけになったのかもしれません。
『暁のローマ』について簡単に説明すると、
お芝居が終わった後にきりやんとみっちゃんが幕前に登場します。
(このときの役名は「霧矢」と「北翔」)
登場人物のみんなにまた会いたいと言うみっちゃんに対し、
きりやんが関西弁で
「夢かなえるのが仕事です」
と言ってフィナーレの幕を開けます。
当時わたしは宝塚を見始めた頃で
「こんな演出もあるのか~」と驚きましたが
10年経ってもあまり類を見ない演出ですね。
小林一三先生
みっちゃんの挨拶の中で
「ウォルト・ディズニーと小林一三先生の作り上げた…」
と二人の名前が出てきて、
そういえばディズニーって人名だったなぁと思い出しました。
ディズニーというとその世界を表わす単語のようになっています。
仮に小林一三先生が「小林歌劇団」という名前にしていたら
「小林」が現在の「宝塚」という言葉と同様に使われていたのでしょう。
「小林観に行こう」みたいな。
それとも「一三歌劇団」のほうがよかったでしょうか。
そんなどうでもいいことを思いました。
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