※当サイトにはアフィリエイト広告が含まれます

flower久しぶりに花組版『オーシャンズ11』を見ました。
なんだかとても懐かしかったです。
星組版のイメージばかりあったので、
「そういえば花組もやっていたんだった」と思いました。

蘭寿さんの思い出

月組だけでなく宙組もわりと観に行っていた時期があって、
そのときの二番手が蘭寿さんでした。
ネットの一部で「赤面王子」と言われていましたが、
本当にこちらが赤面するほどのパフォーマンスだったのです。

中でも印象に残っているのは『ファンキー・サンシャイン』の、
プラズマのシーンです。
もはや「プラズマのシーン」という言葉だけで、
あのシーンの感動が蘇ってくるのはわたしだけではないでしょう。

映像ではその威力が何分の一かに減少してしまうので、
劇場で観られてよかったと思っています。

だいたい「蘭寿とむ」という名前も完成度が高いですね。
「とむ」を平仮名にするセンスがすごいと思います(褒めてます)。

花組版オーシャンズ11

この『オーシャンズ11』において、蘭寿さんは主役のダニーです。
二番手役ラスティーは当時専科だったみっちゃんでした。

当時の花組の体制が全然頭に入っていなくて、
キャストが出てくるたびにその豪華さに驚きました。
キキちゃんがライナスというのも時代を感じます。
宙組に行ったらトップと二番手がライナス経験者になるんですね。

『オーシャンズ11』はそこまで面白いとは思わなかったのですが、
個性的な男役たちがチームを組んで課題に取り組むという点では、
とても見どころのある作品だと思います。
たぶん月組がやったら「すごくよかった!」と言うことでしょう。

『オーシャンズ11』は星組の初演からは1年ちょっとで再演しています。
ロミジュリや太王四神記もハイペースで再演されていましたが、
最近はそういうことがあんまりないですね。

だいもんおめでとう

きのうはだいもんプレお披露目公演の初日でした。
『オーシャンズ11』では敵のベネディクト役として、
すぐにでもトップになれそうな存在感を見せていました。

それから4年というのが長いのか短いのかよくわかりません。
何が起こってもおかしくないのが宝塚の世界なので、
無事にトップになれてよかったねという思いです。

初日映像を楽しみにしています。

お知らせ

わたしの小説家デビュー作『成瀬は天下を取りにいく』が新潮社から3/17に発売されます!
滋賀県大津市が舞台の作品で、西武大津店やミシガンが登場します。
読んでいただけるとうれしいです。