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moonネタバレといってもどこまで配慮すべきかわかりません。
本気でネタバレ予防するなら「たまきちよかった~」みたいな、
ふわっとした感想を書くしかないですよね。
この記事ではネタバレなど考えずに感想を書きます。

ラストシーンがいいよね

ラストではダルタニアンとルイ14世が結ばれます。
我々はルイ14世が女性という設定をわかっているからいいのですが、
一般の人からすれば「男同士なのに?」と思われそうです。

ルイ14世が双子という設定は以前からあるものですが、
女性という設定は珍しいのではないでしょうか。
わたしが知らないだけだったらごめんなさい。

小池先生がどういう経緯で
「ダルタニアンとルイ14世をくっつけよう」
と思ったのか、とても気になります。

ラストシーンでは一緒に階段に上るのかと思いきや、
ちゃぴは一番上まで上らず、
たまきちがいったん上って降りてくるのが妙に面白かったです。
これからもルイーズとして我が道を行くのだろうな~、
と思わせるラストでした。

ルイ14世が女性ということ

ルイ14世が女性ということは作品のキーポイントですが、
観客にはすぐに明かされます。
秘密を知っているのは本人と、マザラン枢機卿、アンヌ、マドレーヌの4人です。

20年間ひたすら隠し続けてきたのに、
ダルタニアンの登場をきっかけにどんどんバレていくのが面白かったですね。
ダルタニアン自身も三銃士になんのためらいもなくばらしています。

逆に「なんでみんな気付かなかったの?」と思ってしまいました。
それだけ完璧に隠してきたということでしょうか。

ありちゃんポルトスと剣戟一座

ポルトスは大酒飲みの大男(おっさん?)という設定ですが、
ありちゃんがやると憎めないトラブルメーカーという感じでした。
もともとの三銃士を知らなかったので違和感はなかったのですが、
知っている人にはちょっとイメージが違ったかもしれませんね。

酒場のシーンでは、ジャンとポールがみんなをたきつけて騒動を起こします。
はじめて見たときは「騒ぎを起こしたのはポルトスじゃない?」と思っていたのですが、
ジャンとポールが火をつけているんですね。
そこにまんまとのっかってしまったのがポルトスでした。

ありちゃんポルトスは剣戟一座でタイタンをやっているときが一番よかったです。
「反撃の巨人」の予告編が楽しくて、もっと見たいと思ってしまいました。
バウホールでスピンオフ公演をやったら面白そうです。

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