※当サイトにはアフィリエイト広告が含まれます

cosmos宙組『王妃の館/VIVA! FESTA!』東京千秋楽映像を見ました。
実咲凜音さんのタカラジェンヌ最後の日です。
「こんなに幸せなサヨナラ公演はないんじゃないか」
と思ってしまうような、素晴らしい千秋楽映像でした。

トップ娘役の単独退団

この公演の退団者はみりおん一人なんですね。
本当にみりおんのサヨナラ公演だったのだと思いました。

サヨナラショーでは伸びやかな歌声を聴かせてくれました。
男役がメインの宝塚歌劇において、
娘役が主役になる機会はなかなかありません。

しかし実咲凜音サヨナラショーにおけるみりおんは主役として、
見事に空間を埋めていたように感じました。

「月の満ちるころ」が流れる中でのデュエットダンスもすてきでした。
最近『王家に捧ぐ歌』を見たために余計ぐっときました。
あのラダメスとアイーダに二人の魅力が凝縮されていたように思います。

みりおんの退団者挨拶

退団者が一人なので、退団者挨拶も当然一人です。
一人だけ袴を着て大階段を降りてくるのはどんな気持ちなのでしょう。
組子のみんなに見送られて、とても幸せそうでした。

挨拶ではまぁ様のほうを向いて、感謝の気持ちを伝えていました。
みりおんの言葉にうなずくまぁ様がカッコ良かったですね。

「宙組の皆様と同じ舞台を作り上げることができないこと、
ただそのことがさびしいです」と言っていたのには、
ひとりで退団する寂しさもあるのかな?と思いました。

まぁ様の挨拶

まぁ様の挨拶で一番印象的だったフレーズは、
「実咲凜音が大きな花を咲かせてくれました」です。

相手役さんからこんなこと言われたらうれしくてたまりませんよね。
見ているだけで胸がいっぱいになりました。

花組時代からみりおんを見てきたまぁ様だからこそ、
強く感じるものがあったのでしょう。

まぁ様もみりおんに向かって「ありがとう」と伝えていました。
涙を流しながらもまぁ様を見つめてうなずくみりおんが良かったですね!
カメラのアングルもばっちりでした。

カーテンコールのラストはまぁ様とみりおんのツーショットでした。
まぁ様に「一言どうぞ」と言われたみりおんが「まぁ様」と呼びかけ、
「わたしに?」と動揺するまぁ様が面白かったです。

そのみりおんの一言は、
「次の公演も必ず見に来させていただきます」でした。
たしかに見に来なくてはいけませんね。

最後には客席にもちゃんと感謝を伝えていました。

みりおんがとにかく幸せそうで、
こちらも幸せをおすそ分けしてもらったような気がします。
すばらしい千秋楽映像でした。

お知らせ

わたしの小説家デビュー作『成瀬は天下を取りにいく』が新潮社から3/17に発売されます!
滋賀県大津市が舞台の作品で、西武大津店やミシガンが登場します。
読んでいただけるとうれしいです。