美弥るりかさんの単独初主演作品、
月組『瑠璃色の刻』初日映像を見ました。
さすがに経験豊富なだけあって、単独初主演には見えません。
うるわしいサン・ジェルマン伯爵でした。
舞台ダイジェスト
いまだに初日映像が放送される日程がよくわかっていなくて、
きょう初放送かと思っていたらきのう放送されていました。
起き抜けに見て一気に目が覚めました。
初日映像のわりに尺が長かった気がします。
なんといっても気になるのは伯爵が持っている球体です。
発する色が変わっていました。
観光地にあんなお土産が売っていそうですね。
『1789』でネッケルだったるうくんはルイ16世になっていました。
あのときとは立場が真逆ですね。
どんな気持ちなのかな?と思ってしまいました。
稽古場情報に出ていた3人組はロベスピエールをたたえていました。
としちゃんはスカピン新人公演でもロベスピエールでしたね。
同じ役でも切り口が違うので、役作りも違うのでしょう。
くらげちゃんはちょっとお疲れのように見えました。
そういうキャラクターなのでしょうか。
普段もっとかわいいのになぁと思ってしまいました。
れいこちゃんこと月城かなとさん
雪組から来たれいこちゃんは、思いのほか画面になじんでいました。
みやるりとの並びも違和感がないですね。
でもなんとなく存在があーさに似ているような気がして、
あーさとトレードする必要はあったのだろうか…と思ってしまいました。
これはあくまで短い映像だけの感想なので、
観に行ったらまた印象が変わると思います。
みやるりのあいさつ
主演の挨拶もいつもの様子で淡々とこなしていました。
単独初主演のことにも触れていましたが、
それほどテンションは高くなく、
いつもどおりのみやるりだなぁと思いながら見ていました。
ロビーでは「蒼瑠璃(そうるり)」というお酒が限定販売されているのだとか。
「伝統を守りつつ、個性的なものに挑戦した味、まさに宝塚の味です!」と
アピールしていました。
さて、初日映像を見た率直な感想は、
「思っていたより普通だな」ということでした。
何を期待していたんだと突っ込まれそうですが、
もっと妖しげなキャラクターだと勝手に思っていたので、
思いのほか普通の伯爵だったなぁという感想です。
でも決して期待はずれというわけではありません。
スカイステージで全編見るのを楽しみにしています。
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