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freeきのう、宝塚歌劇公式ホームページに、
「演出助手の募集について」というお知らせが載っていました。
将来の演出家を目指す人にはたまらない募集ですね。
厳しそうな世界ということは伝わってきます。

公式ホームページの内容

宝塚の公式ホームページにはこんなふうに載っています。

宝塚歌劇団 演出助手の募集について

下記要領にて演出助手を募集します。
募集職種 演出助手
募集人数 若干名

応募される方はマイナビ2018のページを通じてご応募ください。

https://kageki.hankyu.co.jp/news/20170418_001.htmlより引用

これだけではわからないので、マイナビ2018を見ました。

演出助手に求められる能力

応募できるのは、2018年3月に大学卒業・大学院修了見込みの人。
既卒者も同時募集で、2017年3月時点で既卒5年以内の人も応募できます。

当然のことながらわたしは応募資格がありません。

面白いのは「求められる能力」のところ。

・コミュニケーション能力
・調整力、スケジュール管理能力
・段取りよく物事を進める能力、フットワークの軽さ
・忍耐力、我慢強さ
・(脚本を書く際には)創作力、構想力、文章力

どの能力も社会人一般に求められる能力だと思います。
宝塚歌劇団の演出家は会社員でもあるので、
組織の中でうまくやっていく能力が求められるんですね。

ほかにも「嘱託契約団員は福利厚生ないのかー」とか、
「高学歴多いなー」などツッコミどころがあります。

未来の演出家が生まれる

以前、友人から
「同級生のXさんって人が宝塚の演出家やってるんだけど、知ってる?」
と聞かれたことがありました。

知っている名前だったのでとても驚きました。
友人いわく、宝塚などに興味のなさそうな人だったそうです。
そういう人のほうがかえって採用されやすいのかもしれません。

いまから数年後、2018年に23歳ぐらいの演出家の先生が出てきたら、
「あの募集を見て応募した人なのかな~」と思ってしまいそうです。

お知らせ

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滋賀県大津市が舞台の作品で、西武大津店やミシガンが登場します。
読んでいただけるとうれしいです。