月組『1789-バスティーユの恋人たち-』の主な配役が発表されました。
ちゃぴのマリー・アントワネット役もさることながら
娘役の役替わりという謎の配役。
ちなつのバウ主演に続きファンの心をかき乱す発表ですね。
予想の斜め上
すでに演目は以下のように発表されていました。
かんぽ生命 ドリームシアター
スペクタクル・ミュージカル
『1789 -バスティーユの恋人たち-』Le Spectacle Musical ≪1789 – Les Amants de la Bastille≫
Produced by NTCA PRODUCTIONS, Dove Attia and Albert Cohen
International Licensing & Booking, G.L.O, Guillaume Lagorce
潤色・演出/小池 修一郎[解 説]
1789年、フランス国内では、革命への気運が高まっていた。農民出身の革命家ロナンと王妃マリー・アントワネットの子供たちの家庭教師であるオランプは恋に落ちるが、革命に向かう動乱の中で、引き裂かれてしまう。
そんな二人が、新たな時代の幕開けとなった1789年7月14日、バスティーユ襲撃の日に、運命の再会を果たすことになる…。
解説を見る限り、
「ロナン」と「オランプ」がトップコンビだと思うじゃないですか。
発表された配役では
ロナンがまさおで、ちゃぴはマリー・アントワネットとのこと。
宝塚ファンは嫌というほどベルばらを見ていますから、
革命家とマリー・アントワネットが相容れない存在であることは
重々承知しているわけです。
オスカルとマリー・アントワネットがトップコンビということは
過去にありましたが、オスカルはもともと近衛兵ですし
革命に身を投じるのは最後のほうだけです。
『1789』では最初から革命家と銘打っているロナンと
天敵マリー・アントワネットがトップコンビというのは
いきなり波乱の予感です。
そして肝心のオランプ役は
ロナンと恋に落ちる家庭教師のオランプ役と
ロナンの妹ソレーヌ役は役替わりをするそうです。
◆役替りする配役
A.オランプ・デュ・ピュジェ = 海乃 美月 ソレーヌ・マズリエ = 晴音 アキ
B.オランプ・デュ・ピュジェ = 早乙 女わかば ソレーヌ・マズリエ = 花陽 みら
C.オランプ・デュ・ピュジェ = 海乃 美月 ソレーヌ・マズリエ = 花陽 みら
D.オランプ・デュ・ピュジェ = 早乙女 わかば ソレーヌ・マズリエ = 晴音 アキ
一見なんだかわかりづらいですが、
オランプは早乙女わかばさんと海乃美月さん、
ソレーヌは花陽みらさんと晴音アキさんの役替わりということですね。
2行目の「早乙女わかば」が「早乙 女わかば」になっているあたり
劇団側もちょっと混乱しているのかもしれません。
(今後修正されるかもしれませんが、現時点でこの表記になっています)
わかばちゃんのヒロイン構想
月組は何かと役替わりを入れてくるイメージがありますが
今度は娘役で来ましたか。
顔ぶれを見る限りオランプの役は路線娘役、
ソレーヌの役は別格娘役のように思います。
オランプを単独で取れないあたりに
わかばちゃんの押し出しの弱さを感じてしまいます。
本来ちゃぴがやるべき役だとは思うのですが
マリー・アントワネットにしたのは
それだけの意味がある役なのでしょう。
わかばちゃんを次期娘役トップにするのであれば
くらげちゃんと役替わりではなくて
わかばちゃん単独でオランプでもいいのではないかと思います。
オランプ役の出来次第で
今後のわかばちゃんとくらげちゃんの運命が決まるのかも…?
と思ったら、見る側もドキドキしてきますね。
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