きのうの19時からフジテレビ系で放送されていた2014FNS歌謡祭。
宝塚歌劇団の登場は後の方だと思っていたら、
意外と早い時間に出てきました。
宝塚歌劇団の出演場面
まずは和田アキ子さんとちえちゃんの「愛の讃歌」で、
ねねちゃんとまかぜが後ろで踊っていました。
次は22時ぐらいに月組選抜メンバーも一緒に出てきました。
月組はクリスマスメドレー。
からんちゃんとちなっちゃんがかっこよかったです。
アッコさんとのツーショット
「愛の讃歌」はもちろん良かったのですが、
なぜアッコさんと一緒だったのでしょうか。
二人とも男性みたいで、不思議な組み合わせでした。
お互い黒いお衣装で身長も同じぐらいでしたね。
それを見ながらなんとなくタイトルのようなことを思ったわけです。
来年の今ごろ、ちえちゃんは宝塚の男役ではないということ。
2015年5月10日卒業予定ですからね。
男役さんは退団後しばらくお休みすることも多いので、
ちえちゃんの姿を再び見るまでには時間がかかるかもしれません。
活動を再開していても2015FNS歌謡祭に出演する可能性は限りなく低いでしょう。
そう考えると2014FNS歌謡祭というのは貴重なステージであって、
アッコさんとのツーショットも奇跡みたいなものだと思いました。
アーティスト・柚希礼音
宝塚歌劇団はFNS歌謡祭においてアウェイなゲストという印象ですが、
ステージのセンターでソロのダンスを見せたちえちゃんは
ひとりのアーティストとして存在感を放っていたように感じました。
タカラジェンヌが地上波のテレビに出ることに否定的な人も多いです。
わたしも番組によっては「出ないほうがいい」と思ってしまいます。
しかしきのうの2014FNS歌謡祭は胸に迫るものがありました。
こんなスターが来年には辞めてしまうというのが宝塚の世界なのだと
テレビを通して実感することができたような気がします。
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