雪組公演『私立探偵ケイレブ・ハント』『Greatest HITS!』の
宝塚大劇場千秋楽映像を見ました。
いつも思いますが、1ヶ月あっという間ですね。
退団者である瀬南海はやさんの挨拶が印象に残りました。
公演ダイジェスト
『私立探偵ケイレブ・ハント』は公演CMの中で
「都会的空気感の中で描かれるサスペンスミュージカル」
と説明されていましたが、まだよく内容がわかりません。
正塚先生の作品はスカイステージで観ると眠くなりがちなので
放送後に全編見られるかどうか自信がありません。
ショー『Greatest HITS!』は楽しそうです。
みゆちゃんがますます可愛くなったように見えました。
これからもう一化けするのか、このままいくのか、
いずれにしても面白い娘役だと思っています。
あわてんぼうのサンタクロースは千秋楽でもあわてんぼうでした。
初日は10月中旬だったので、
そのころと比べたらさすがにクリスマスの気配は感じます。
しかし公演期間は2ヶ月半ほどありますから、
クリスマスのような季節ネタを入れるのは無理があるんじゃないかな?
と思ってしまいました。
タカラジェンヌという夢
退団者の瀬南海はやさんは挨拶の中で
「あのお稽古場に入りたい、あの舞台に立ちたいという夢を持っていた」
ということを言っていました。
そこでふと、タカラジェンヌというのは
夢をかなえた人たちなのだということを思いました。
本来の夢が叶わなくてタカラジェンヌになった人も
中にはいるかもしれませんが、少数派でしょう。
タカラジェンヌそのものが「夢」なんですね。
宝塚を夢の世界と表現するのはそういう意味もあるのかー
と、いまさら実感した次第です。
組替え挨拶と、ちぎちゃん挨拶
退団者の挨拶の前に、組替えする2人の挨拶がありました。
れいこちゃんが月組に来るんですね。
見た目がとても麗しくて、舞台で見るのが楽しみです。
「いつもに増してあっという間の1ヶ月だった」と語るちぎちゃん。
「ハロウィンやクリスマスになったらこの公演を思い出してください!」と
再びお約束が飛び出しました。
最後には恒例の『あれ』がありました。
朝風れいさんのお花は二つに分かれないタイプだったので、
ちぎちゃんが心配してワーワー言っていたのが面白かったです。
みんなの気合いが入った「きずな!きずな!」で
2016年雪組の宝塚大劇場は幕を下ろしました。
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読んでいただけるとうれしいです。