スカイステージで『Memories of 花陽みら』を見ました。
すでに退団している人をスカイステージで見るのは変な感じですが
日程の巡り合わせでこうなったのでしょう。
これまで月組になくてはならない存在だったと改めて感じました。
初舞台作品と退団作品
はじめに『FALSTAFF』千秋楽のことを話していました。
「最後の最後まで平常心を保とうとした」と言っていましたが
この番組は千秋楽後に撮ったのでしょうか。
とても難しい役だったと言っていました。
みくちゃんのラストを飾った役はどんな役だったのか、
放送を待ちたいと思います。
初舞台は星組『シークレットハンター』でした。
お魚の衣装のロケットですね。
その後、月組に配属されたみくちゃん。
「月組配属になるとは思っていなかった」と語っていました。
頭角を現していくみくちゃん
ホフマン物語、グレート・ギャツビーと、懐かしい作品が登場しました。
わたしはそのころまだみくちゃんを認識していませんでした。
やっぱり彼女の出世作は『HAMLET!!』でしょう。
「自分の歌い出しからはじまるのがプレッシャーだった」と語っていましたが
としちゃんとの兄妹姿はとても良かったです。
『ジプシー男爵』新人公演でもとしちゃんと一緒に初主演でしたね。
「宇月さんにいろいろなことを学ばせていただいた」と言っていて
「そうだろうな~」と思ってしまいました。
続く『STUDIO54』は本当に懐かしく思いました。
たまきちと兄弟役でしたからね。
みくちゃん自身「すごく楽しかった」と言っていて、
「そうだよね!」と勝手に共感しました。
アルジェの男とそれ以降
一番思い出深い作品は『アルジェの男』だそうです。
たしかにアナベルはヒロインのひとりですからね。
主人公が破滅に向かっていく理由の一つでもありました。
本当にあのアナベルは可愛らしかったです。
みりおとの並びも懐かしく感じます。
その後もベルばらのルルーや、1789のソレーヌなど、
思い出の役を語っていました。
『A-EN』で長になったエピソードを聞き、
まだまだこれからなのになぁと寂しく思いました。
「お芝居が大好き!」と言っていたみくちゃん。
彼女の存在は月組の中でも大きな役割を果たしていました。
そのぽっかり空いた穴を誰が埋めるのでしょうか。
まずは『グランドホテル』に注目ですね。
お知らせ
わたしの小説家デビュー作『成瀬は天下を取りにいく』が新潮社から3/17に発売されます!滋賀県大津市が舞台の作品で、西武大津店やミシガンが登場します。
読んでいただけるとうれしいです。