多くの生徒は宝塚大劇場公演の集合日に退団を発表して
東京千秋楽日付けで退団していきます。
長いようで短い数ヶ月、
いろんなことを思うのでしょうね。
発表から退団まで
先日7月26日に東京千秋楽を迎えた『1789』。
宝塚大劇場の集合日は3月6日でしたから、
発表から退団まで4ヶ月と20日ほどです。
トップスターやトップ娘役は
それよりも早い退団発表になります。
たとえば柚希礼音さんは昨年8月19日に発表、
ことしの5月10日に退団でしたから
だいたい9ヶ月弱というところ。
退団発表をしたときには
まだまだ先の話だと思ったものですが
過ぎてしまうとあっという間に感じます。
この間に
「辞めるって言ったけど撤回したいな…」
と気が変わる人はいないのでしょうか。
そういうことがないよう
本当にやり切ったと思えるようになってから
退団を決めるのかもしれません。
集合日付け退団
最近あまり見かけませんが
集合日付けで退団する生徒もいます。
それ以前から体調不良で休演している人もいる一方
何の前触れもなく突然辞める人もいて
特別にファンでなくても
何があったのだろうと驚いてしまいます。
大相撲の話
こんなことを思ったのは
旭天鵬関が現役引退を発表したからです。
大相撲の力士はだいたい突然辞めます。
旭天鵬関は負け越した時点で十両転落が決まり、
引退するんだろうというムードが漂っていました。
それでも正式に発表があると結構ショックです。
千秋楽のあの一番が最後の取り組みだったのかと
後から思うわけです。
タカラジェンヌの場合は
退団公演であることをあらかじめ公表してくれます。
ファンの側としては心の準備ができて
ありがたいことかもしれません。
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