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moonスカイステージで2009年『エリザベート』を見ました。
久しぶりに見たら面白かったです。
スカパー!では無料放送だったんですね。
これをきっかけに宝塚に興味を持つ人もいるのかもしれません。

主要キャストの皆さん

幕開きからまさおルキーニが面白くて笑ってしまいました。
なんでしょう、ちょっと変なんですよね。
見ていてくせになりそうな感じ。
ほかの人が演じてきたルキーニとは一線を画しています。
宝塚のエリザベート史に残るルキーニですよ。

きりやんフランツも良かったのですが
きりやんはルキーニのほうが似合っていると思うので、
フランツとしてはちょっといまいちな感じです。

なぜかあさこさんのトートがあまり印象に残っていません。
毎月スカイステージでエリザベートを見ていると、
主張の激しいトートとそうでもないトートがいますね。

あさこさんのトートは
黄泉の帝王としての役割を淡々とこなしていそうなトートです。
シシィへの恋もあまり熱くなっていないような…?

もりえちゃんのルドルフは、
このときの役替わり3人の中で一番良かったと思っています。
さまざまな葛藤を抱えている様子が伝わってきました。

カチャのエリザベート

カチャのエリザベートは記憶していたより良かったです。
もっと不自然だったイメージがあるのですが
当時はいまより反感を持って観ていましたからね。
いまでも「なんでカチャなのだろう」とは思いますが
エリザベートとしてはそれほど悪くないです。

エリザベート役はわりと嫌な女という特徴があって、
娘役がやると生々しくなりすぎる部分があるのですが、
男役がやると上手い具合に中和される気がします。

全然関係ないですがわたしの知人が
このエリザベートを見て送ってくれた感想メールに
カチャのことを「凪なるみさん」と書いていたのを思い出しました。

懐かしい人がいっぱい!

このころの月組が本当に懐かしいですね。
リュウさんのマックス、ルイスさんのグリュンネ伯爵、
がちゃさんのツェップス、どれもハマっています。

シュヴァルツェンベルク公爵がマギーなんて
明らかに無駄遣いですからね。
かといってヴィンディッシュ嬢も無理があるでしょうか。

あいちゃんのゾフィーとすーちゃんのリヒテンシュタインには
絶対に敵わない感じがします。
ポジション的にできなかったと思いますが
あいちゃんとすーちゃん逆で見たかったですね。
すーちゃんゾフィーは数年後月組でやるとしたらあるかもしれません。

お知らせ

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滋賀県大津市が舞台の作品で、西武大津店やミシガンが登場します。
読んでいただけるとうれしいです。