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cosmos超大型の台風21号が近付いてくる中、
衆院選の開票速報も気になりつつ、
スカイステージで2016年宙組版『エリザベート』を見ました。
まぁ様トートの気合いがすごかったですね。

東京千秋楽のトート閣下がすごい

今回放送されたのは東京千秋楽映像です。
わたしも宝塚大劇場で一度だけ見ることができたのですが、
やはりそのときとは全然違うと感じました。

特にまぁ様のトートがとても力強く、
「トートってそんなキャラだっけ?」と思ってしまいましたが、
見ているうちにだんだんハマってきました。

まず「最後のダンス」からノリノリで、
一緒に見ていた夫が「明日へのエナジーかと思った」と言ったぐらいです。

みんな大好き「死ねばいい!」もすごく力が入っていましたね。
こんなトートがいたらもう逃れられないだろうと思ってしまいます。

真風フランツは出色の出来

観に行ったときにも思いましたが、
やはり真風フランツがとてもよかったです。
全体的に「気の毒なフランツだな~」という感じ。

たとえばきりやんやみっちゃんのようなフランツは、
シシィのせいで人生狂わされちゃったんだろうなと思うのですが、
真風フランツはシシィに出会わなくても上手くいかなかった気がします。

真風も千秋楽で気合いが入っているのでしょうが、
まぁ様とみりおんの熱量に終始押されっぱなしで、
運命に翻弄されている感がすごく伝わってきました。

特にルドルフの葬儀のところ。
シシィに何もしてあげられずオロオロしているところがリアルで、
「フランツがんばって生きて…」と思ってしまいました。

時折ぬぼーっとした表情がクワッとなるところがよかったです。
(漠然とした表現ですが)

わたしの好きなシーン

ほかにもたくさん見どころがありますが、
わたしが特に好きなのはマダムヴォルフの場面です。
このときのうららちゃんは神がかっていました。
めちゃくちゃセクシーで魅力的でしたね。

マデレーネやほかの娼婦もすごくかわいらしかったです。
おじさんたちもすごくうれしそうで、
いろんなアングルで見たい場面です。

病院訪問の場面も良かったです。
モンチのヴィンディッシュ嬢は実は男なのでは…?と思っていましたが、
映像で観たらやっぱり女性かな、と思いました。

フィナーレのデュエットダンスもすてきでした。
まぁ様とみりおんコンビの息がぴったりで、
「こういうのを見たかった!」と思わせてくれます。

全体的にとても満足度の高いエリザベートでした。

お知らせ

わたしの小説家デビュー作『成瀬は天下を取りにいく』が新潮社から3/17に発売されます!
滋賀県大津市が舞台の作品で、西武大津店やミシガンが登場します。
読んでいただけるとうれしいです。