moon月組『All for One』1回目の感想ラストです。
もう一度見たらおそらく印象が変わると思います。
『グランドホテル』も初回観劇ではポカーンとしてしまい、
2回目に見てようやくつかめたという感じでした。

おだちんの大躍進

「おだちん」こと風間柚乃さんが目立つ役で出ていました。
もともと夏目雅子さんの姪として取り上げられていましたが、
わたしは『グランドホテル』新人公演の抜擢で認識しはじめました。

最近ではスカイステージの「うたごころ。」が記憶に新しいところです。
「勝手にしやがれ」を雰囲気たっぷりに歌っていました。

今回の『All for One』でも思いのほか重要なポジションだったので、
「おおっ」と驚きました。

全然関係ないところで、
「ありちゃんもこういう役からやらせたらよかったのに…」と思いました。
2,3年前だったら間違いなくありちゃんの役だったでしょうね。

いい味を出している男役のみなさん

マザラン枢機卿は専科の一樹千尋さん。
一樹さんはいつ見ても安定の一樹さんという感じですね。
わたしが見るのは『エドワード8世』以来で、
あのときのチャーチルとあんまり変わらなかったように思いました。

副組長せりちゃんは剣戟一座の座長役。
渋くてカッコいいですね!
さち花ちゃんとの夫婦がとてもお似合いでした。

ゆりちゃんのフィリップは、ロミジュリのパリス伯を彷彿とさせます。
『1789』でもコミカルな秘密警察役でしたし、
小池先生はゆりちゃんにこういう役をやらせたいのかな?と思ってしまいます。

からんちゃんとまゆぽんが護衛隊でセットというのが面白いですね。
月組男役の童顔代表と老け役代表のようなふたりで、
対照的なはずなのに意外としっくりきていました。

からんちゃんのかわいさと色気の同居はなんなのでしょう。
男役10年を過ぎてますます魅力が増しているように思います。

新斗希矢くんがいなくなったことを思い出しました。
斗希矢くんを探すのは楽しみのひとつだったので、寂しかったです。

登場人物が死なない

プログラムで小池先生がたまきちについて、
「このところ最後に死ぬ役が多かったそう」と書いていました。
たしかにここ数作は死んでいるイメージですね。

宝塚の作品は主要キャストが死ぬことがしばしばありますが、
『All for One』はそういうことがないですね。
主要人物で死んでいる人は、おそらくいません。

『All for One』の前に大劇場で上演していた『邪馬台国の風』では、
びっくりするぐらい人が死んでいました。
あれはあれで珍作として語り継がれることでしょう。

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