スカイステージで花組『ミーアンドマイガール』を見ました。
明日海りおさんがビル、花乃まりあさんがサリーです。
どうしても月組版のミーマイと比べてしまうので、
花組版はかなり違った雰囲気に感じられました。
2016年ミーマイへの印象
みりおのビルは想像どおり、そつのない仕上がりでした。
ビルはだれがやっても正解がない気がするんですよね。
たぶんわたしがビル自身を好きになれないからだと思います。
でもミーマイは好きです。
曲が楽しくて、ハッピーな気分になれます。
スカイステージではじまった途端にテンションが上がりました。
以前とは演出や衣装がところどころ変わっていたような気がします。
2013年の月組梅芸版が荒れていたというか、
千秋楽映像が「ちょっとやりすぎじゃない」という感じだったので、
それと比べるとちゃんとしたミーマイだと思いました。
キャストが面白い
れいちゃんジャッキーがでてきた時点で笑ってしまいました。
ひとりだけ画風が違うというか、
ハリウッド女優のようなインパクトがありますね。
マイティーのジェラルドもいいですね!
能天気なお坊ちゃまぶりがかわいかったです。
第2部のはじめ、ジャッキーがジェラルドに
「あなたは女について何も知らないのね」と言うシーンで、
客席の笑い声が聞こえてきました。
以前はそれほど笑いが起こるシーンではなかった気がします。
れいちゃんとマイティーの力関係が現れているのかもしれません。
マリアといえば出雲綾さんのイメージがあるため、
べーちゃんマリアはかなり若く感じました。
しかし、ちゃんと気品あふれる公爵夫人になっていて良かったです。
ゆきちゃんマリアも見てみたいと思いました。
2008年月組版からの流れ
わたしが宝塚ファンになってから、
ミーマイは2008年月組大劇場、月組博多座、2009年花組梅芸、
2013年月組梅芸、2016年花組大劇場の5回上演されています。
それぞれ主演は瀬奈じゅんさん、霧矢大夢さん、真飛聖さん、
龍真咲さん、明日海りおさんの5名です。
ちょっと前から月組を観ている者としては、
あさこさん、きりやん、まさお、みりおの4人がビルを演じていると思うと、
なんとなく感慨深いものがあります。
たまきちが演じるチャンスもゼロではなさそうですね。
大劇場だと役が少なすぎるので、やるとしたら別箱がいいと思います。
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