グランドホテル東京公演の稽古場映像を見ました。
大劇場公演と東京公演で間が空くので、
いつも以上に自分が見たのが過去のことのように感じます。
これから見られる人がうらやましいです!
月組稽古場映像
『グランドホテル』のを観た後で稽古場映像を観ると、
全体の構造がわかっているので
「こうやってお稽古していたのか~」と感じます。
舞台が暗くて中心以外誰がいるのかわかりませんでしたが、
稽古場を見たらわかりました。
特に、たまきち男爵とちゃぴグルーシンスカヤのシーンは
「みんなどんな顔で見ているんだろう?」と思っていたのが、
稽古場を見て、あんな顔をしているということがわかりました。
やっぱり暗い中でもしっかりお芝居しているんですね。
稽古場はあーさラファエラ、ありエリック、
くらげちゃんフラムシェンバージョンでした。
あーさラファエラバージョンが見られなかったのは心残りです。
ありちゃん曰くクレオパトラみたいなあーさラファエラ、
見にいかれる方はぜひ堪能してきてください。
せりちゃんとちゃぴの稽古場情報
稽古場映像の次は、副組長せりちゃんとちゃぴの稽古場情報でした。
「はじめまして」とあいさつを交わしていましたが、
稽古場情報ははじめてということなんですね。
万が一この二人が本当に初対面だったらおかしなことです。
(勘違いする人もいないと思いますが)
グランドホテルの大変なところとして、
「マス目どおりに椅子を置くこと」が挙げられていました。
生徒さんだけでやっているんですね。
間違ったらお芝居の進行に支障が出るということもあって、
プレッシャーがすごそうです。
ちゃぴはラストのグランドワルツが好きなのだとか。
たしかにあれはグランドホテルという枠から飛び出たような、
とても生き生きとしたダンスですよね。
演出家のトミー・チューンさんがちょちょっといじっただけで、
お芝居がかなり変わったという話もしていました。
そんな重要な演出もトミー・チューン氏がなさっていたのですね。
まわるまわるカルーセル
稽古場情報はショーの話へ。
「まわるまわるカルーセル~」という主題歌について、
一度聴いたら離れないと二人が話していましたが、
たしかにそのとおりですね。
我が家の娘も一緒に歌っています。
斬新さと宝塚らしさをあわせもっているのが
カルーセル輪舞曲の魅力だそうです。
たまきちがシンプルな黒燕尾を着ていることや、
ちゃぴが月組カラーの黄色い衣装を着ていることに触れて、
新生月組の誕生を喜んでいる様子が伝わってきました。
「明るく楽しく元気よくをモットーに参ります!」というせりちゃんと、
「わたしも体調管理に気を付けてがんばります!」というちゃぴ。
東京公演がますます楽しみですね。
お知らせ
わたしの小説家デビュー作『成瀬は天下を取りにいく』が新潮社から3/17に発売されます!滋賀県大津市が舞台の作品で、西武大津店やミシガンが登場します。
読んでいただけるとうれしいです。