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flower花組『雪華抄/金色の砂漠』の千秋楽映像を見ました。
花乃ちゃんの宝塚大劇場卒業ということですが、
なんだかあっという間に終わってしまった気がします。
みりおと花乃ちゃんの空気がなんとも言えない感じでした。

花乃ちゃんサヨナラショー

赤いワンピースで登場した花乃ちゃん、
ミーマイの『顎で受け止めて』を歌っていました。

その後はアーネストインラブの帽子の曲を歌ったり、
みりおとのデュエットダンスがあったりして、
娘役のサヨナラショーだなぁ~と思いました。

その後、再び白いドレスでミーマイでした。
ミーマイ好きなのでしょうね。
花乃ちゃんのサリーはとても楽しそうでした。
みりおの「こんがり日焼けしやがって」が面白かったです。

花乃ちゃんのあいさつ

雨女なので、きっと雨が降るだろうと思っていたという花乃ちゃん。
宝塚音楽学校に入学した日も雨だったそうです。

その後も雨をテーマに「宝塚人生もよく雨が降った」という
印象深い挨拶を残してくれました。

中には「楽しいことしかなかった」という人もけっこういるのですが、
受け止め方の違いでしょうか。
わたしもとてもネガティブな人間なので嫌なことばかり覚えています。

花乃ちゃんは頬がこけていてちょっと心配でした。
お化粧もあまり似合っていないような感じがします。
退団してふっくらしたところが見たいです。

みりおと花乃ちゃん

みりおの挨拶も良かったですね。
花乃ちゃんに対して
「自分は男役としておおらかさに欠ける相手役だった」発言ですよ。
こんなこと言うトップスターはなかなかいない気がします。

それに続いて「妥協したくない、
もっとできるはずだという思いを誰よりも理解してくれた」とか、
「彼女ががんばってきたことを評価してくれたらうれしい」とか、
こんなこと目の前で言われたら絶対泣きますよ。

しかし花乃ちゃんにはまだ眠っている可能性がてんこもりというみりお。
「まいりました~とひれふすぐらいの演技をしてくれると期待している」
という言葉に対して「はい!」という花乃ちゃんの返事が清々しかったです。

最後に一言求められた退団者の桜花りなちゃん、
「明日海さんは遠くで見ても近くで見ても美しいことがわかりました」と言って
みりおから「それでいいの?」と突っ込まれていました。

わたしははっきり言って桜花りなちゃんのことを知らなかったのですが、
この一言で彼女の存在が心に刻まれました。

花乃ちゃんもこの名言を拾って
「遠くで見ても近くで見ても美しい明日海さんの近くにいられて幸せだった」と発言。
わたしも美しい明日海さんを近くで一目見てみたいものです。

みりお「よいお年を」も聞けました。
一昨年だったか、かなり早い時期に
「よいお年を」を言って笑いを取っていた気がします。

ラストはお約束通りの花組ポーズでした。
みりおから「もっとよくなると思います」というダメ出しがあって、
明日海さんの妥協しない精神が伝わってきました。

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