スカイステージで花組『邪馬台国の風』の新人公演映像を見ました。
この作品はダイジェストで見るとすごくいいですね。
作品そのものがダイジェストみたいなストーリーなので、
ダイジェストのダイジェストという感じです。
新人公演向けの作品?
なんとなく、新人公演に向いている作品だと思いました。
役が多いので、多くの下級生に見せ場があります。
将来、この公演を思い出に挙げる生徒も出てきそうです。
それでいて主人公は主人公らしく、ヒロインはヒロインらしくて、
真ん中がしっかり際立つ作品だと思います。
しかしながら暗転が多いのはやっぱり問題で、
場面が細切れになってしまっています。
もっとじっくり演技をする経験ができたほうがいいかもしれません。
キャストへの感想
主演の飛龍つかささん、なかなか大物感がありますね!
身長が大きいのかな?と思ったら、171cmとのこと。
デイリーの記事にも、
「舞台では押し出しの良さで実際の身長より大きく見え、」
と書いてあって、大きく見えたのはわたしだけではないとわかりました。
ヒロインの華優希さんはとにかくかわいい!
公式の写真より、動いている姿のほうがずっとかわいいですね。
今後かなり使われていきそうな娘役さんなので、成長が楽しみです。
本公演でマギーの演じた狗奴王の役は矢吹世奈さん。
新人公演の長なんですね。
マギーがすごすぎて比べるのがちょっと気の毒ですが、
悪役としての貫禄が伝わってきました。
音くり寿さんの大巫女もすごかったです。
なにかがとりついたような演技でした。
月組のからんちゃんと一緒で、
すごく童顔なのに、ベテラン役が似合うタイプかもしれません。
1年後に観たら面白く感じそう
新人公演の映像を見て、
『邪馬台国の風』をもう一度見たくなりました。
これから観劇に行く予定はないのですが、
1年もすればスカイステージで見ることができるでしょう。
おそらく家でだらだらしながら見たら、
劇場で観たよりももっと面白く感じると思うんですよね。
真剣に見るよりも、なんとなく見たほうが楽しめる作品だと思います。
初日から1週間ぐらいで演出が一部変わったそうですが、
東京公演でも変更があるのでしょうか。
その点も含めて楽しみに待っています。