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star月組の千秋楽映像の感想がまだまとまっていないので
先に星組公演の感想の続きをUPします。
みっちゃん(桐野利秋)とべにー(衣波隼太郎)に
トップスターと二番手らしさを強く感じました。

NOBUNAGAと桜華に舞え

同じ年に行われた日本物のサヨナラ公演ということもあって、
月組の『NOBUNAGA』とどうしても比べてしまいます。

大きな違いはトップスターと二番手の関係です。
いずれも二番手は次期トップスターなので
バトンタッチを感じさせるような演出があります。

しかし『NOBUNAGA』でのまさおとたまきちは
いまひとつ交わることのない世界に生きていて、
無理に二つの軸を作ったような印象を受けました。

一方で『桜華に舞え』のみっちゃんとべにーは
別々の運命をたどる幼なじみという王道パターンです。

そんな二人が終盤で感動シーンを見せてくれて
あぁやっぱりトップと二番手っていいなぁと思いました。

二番手としての集大成

ラストに至るまでの衣波隼太郎はだいぶかわいそうでした。
薩摩側から見れば全然かわいそうじゃないんでしょうけど、
「そこまで言われないとならないのか…」と居たたまれなくなります。
ちょっと『星逢一夜』っぽさもありました。

べにーの二番手経験が豊富なことも良かったと思います。
柚希さんとみっちゃんというタイプの違うトップの下についてきた、
その集大成が『桜華に舞え』の感動シーンだった気がします。

これまでべにーが上手いのかどうか判っていませんでしたが
上手い下手は別にして、心に響きました。

新トップスターに思いを馳せる

きょうから月組ではたまきちがトップスターとなり、
年末には星組でべにーがトップスターとなります。

二人とも新人公演でパーシーを演じているものの、タイプが全然違いますね。
近い時期にトップスター就任するとは思ってもみませんでした。

さしあたりタカラヅカスペシャルで共演することになりますが、
スカイステージか何かでじっくりしゃべっているところも見てみたいです。

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