エリザベートの感想を書こうと思っていたところに
雪組ラインアップが出てきました。
第一印象は「また日本物か」です。
ショーのタイトルもだいぶ意味深ですね。
また日本物
最近妙に日本物が多いですね。
特に雪組はちぎちゃんがトップになってから
大劇場だけでも『星逢一夜』と『るろうに剣心』をやっています。
さらに他組でも『NOBUNAGA』や『桜華に舞え』があって
日本物率が上がっています。
「星逢一夜とるろ剣が売れたからまた日本物で!」と思っているのなら
それは違うんじゃないかな…と突っ込みたくなります。
星逢一夜はとにかく泣けると評判の話題作でしたし、
るろ剣は原作の知名度が段違いに高い作品でした。
万が一「NOBUNAGAと桜華も売れたことだしまた日本物で!」
と思っているのだとしたら
「何か根本的なことを忘れていませんか」と言いたくなります。
フラグっぽいタイトル
しかしその「根本的なこと」が起こる可能性もあります。
『Dramatic “S”!』というタイトルはサヨナラ感が強いですね。
“S”をキーワードに繰り広げる「Song&dancing Show」。ショースター(Show Star)として輝き(Splendor)を放つ早霧せいな(Seina Sagiri)率いる雪組(Snow troupe)の魅力を、最大限詰め込んだショーシーン(Show Scene)の数々をお届け致します。
よくそこまで「S」を並べたなぁと笑いたくなる作品紹介です。
セットには間違いなく「S」の文字がデデーンと入ることでしょう。
『Dramatic “ラ”!』のほうがファンにはグッときそうな気がしますが。
初日、ちぎちゃんが「S」に引っかけた挨拶をする姿が容易に想像できます。
それにしても短すぎる…?
しかしここでサヨナラというのは短すぎる気がするんですよね。
仮に東京千秋楽の7月23日で退団とすると期間としては3年弱です。
大劇場では5作。
ルパン、星逢、るろ剣、ケイレブハント、幕末太陽傳なので
5作中3作が日本物ということになります。
もうちょっとやってくれるだろうと思っていますが
果たしてどうなることでしょう。
みゆちゃんの去就も気になりますね。
お知らせ
わたしの小説家デビュー作『成瀬は天下を取りにいく』が新潮社から3/17に発売されます!滋賀県大津市が舞台の作品で、西武大津店やミシガンが登場します。
読んでいただけるとうれしいです。