BSフジ「一滴の向こう側」
3週にわたって取り上げられてきた
東海中学・高校のカヅラカタ歌劇団特集の最終回でした。
かわいすぎる生徒
最終回では直前の練習から
公演本番の様子が収められていました。
おそらく多くの視聴者の心に残ったポイントは
同じではないでしょうか。
「中1の子がかわいい」
ナポレオンの妹役でした。
身長はほかの生徒より一回り小さく、
まだ完全に声変わりもしていなくて、
とにかくかわいらしかったです。
本番ではシリアスなシーンにもかかわらず
お客さんから笑いが起こってしまい、
「未熟な演技でお客さんに笑われてしまった」という
ナレーションが付けられていました。
でもあれは可愛すぎて
笑ってしまった人もいるんじゃないかと思います。
成長が楽しめそう
中学1年生というとこれからどんどん成長していく時期です。
5年後の舞台ではどんなふうになっているかわかりません。
タカラジェンヌの場合は研1生でも10代後半~20歳前後ですから、
若いけれど大きく変わるわけではないでしょう。
しかし彼の場合は12歳か13歳ですから、
高校3年生になったら身長も声も成長するわけです。
高校生になったら娘役ではなく男役を務めているかもしれません。
毎年観に行っている人は研1生から応援していたジェンヌが
トップスターになったときと同じような感動を味わえることでしょう。
いい思い出になりそう
公演本番で団員のお母さん方は裏方をしていて、
息子さんたちの晴れ舞台を見られないとのことでした。
後で映像で見るのかもしれませんが、ちょっと気の毒ですね。
東海高校・中学はかなりの進学校ですから、
団員の皆さんも名門大学に進むことになります。
女装して演劇に打ち込む経験はなかなかできないことなので、
きっといい思い出になるのでしょうね。
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