月組公演『GOLDEN JAZZ』や
タカラヅカスペシャルで行われる客席参加型演出。
批判したいわけではないのですが
目的がよくわかりません。
客席参加型が集客につながる?
劇団も商売でやっているわけですから
たくさんお客さんに来てほしいという思いがあるはずです。
しかし客席参加型演出をやったからといって
人が増えるのだろうか…?という疑問が生まれます。
単純に客席サービスということなのでしょうが
あまり喜ばしいことではないような気もします。
だいたいお客さんはタカラジェンヌのダンスを見たいわけで
自分がダンスをしたくて行くわけではないのです。
静かに見ていたくても、
まわりが踊っていると気が散るということもあるでしょう。
かえって
「客席参加型だから行きたくない」
という方もいるかもしれません。
空白の6年間
大劇場での客席参加型演出というと
2009年雪組の『RIO DE BRAVO!!』を思い出します。
あれからしばらくやっていなかったのは
不評だったのだろうと思っていましたが
6年の時を経て突然復活しました。
その間に月組の千秋楽ジャンプや雪組のきずなコールが
話題になったということもあるかもしれません。
ただタカラジェンヌの発案でやるのと
劇団から「振付を用意したのでやってください!」と言われてやるのとは
意味合いが違うような気もします。
でも楽しい!
ぶつくさ言っていますが
振付講座を見るのは楽しいです。
タカラヅカスペシャルの振付講座は
わかばちゃん、あーさ、くらげちゃん、ありちゃんという
月組ファンにはうれしい組み合わせになっています。
くらげちゃんはテレビで見ると可愛さが際立ちますね。
あんな可愛いお嬢さんが客席でノリノリだったら
「客席参加も悪くない」と思ってしまうかもしれません。
わたしが参加したかった作品は『Misty Station』です。
「You are Misty!」と言って
きりやんを指さすシーンだけ一緒にやりたかったです。
お知らせ
わたしの小説家デビュー作『成瀬は天下を取りにいく』が新潮社から3/17に発売されます!滋賀県大津市が舞台の作品で、西武大津店やミシガンが登場します。
読んでいただけるとうれしいです。