わたしは月組ファンです。
これといって特別に好きな生徒がいるわけでもなく、
他の組に興味がないわけでもなく、
なんとも不思議な立ち位置だと思っています。
組ファンはいつまで続く
突然こんなことを思ったのは、
わたしはこのままずっと月組ファンなのだろうか…と
漠然とした疑問が浮かんだからです。
たとえばまさおの卒業と共に宝塚をお休みする方もいるでしょうし、
今度は別の組も観に行こう!と思う方もいるでしょう。
しかしわたしは何の疑問もなく
「たまきちトップお披露目楽しみだな~」
なんて能天気に思っています。
もしも苦手な生徒がトップスターになったら月組ファンを辞めるのか、
あるいは「月組ファンだから!」と思って受け入れるのか、
そのときにならないとわかりません。
月組ファンになったきっかけ
自分の宝塚ファン歴を説明する際に
「月組ファンになったのは霧矢大夢さんがきっかけ」
と言ってきたのですが、
説明しやすいからそう言っているだけで
実はそうでもないような気がしてきました。
よく考えたら大空祐飛さんのほうが好きだったような気もしますし、
星組のことも好きだったような気がします。
何度か月組公演を続けてみているうちに
わたしは月組ファンだということになったのだと思います。
生徒の顔と名前が一致すると舞台がより楽しくなりますからね。
また同じ組を見に行きたくなるというのはよくあることでしょう。
やる気のないファン
わたしのようなやる気のないファンにとっては
一つメインとなる組を決めないと大変すぎる
という事情があるのかもしれません。
5組が目まぐるしい勢いで公演をやっていて、
生徒も次々入れ替わるので、すべてを網羅するのは大変です。
逆にそれを「大変」と思わないような人が
ディープな宝塚ファンとなっていくのかもしれません。
お知らせ
わたしの小説家デビュー作『成瀬は天下を取りにいく』が新潮社から3/17に発売されます!滋賀県大津市が舞台の作品で、西武大津店やミシガンが登場します。
読んでいただけるとうれしいです。