イロモノ『PUCK』と同時上演は『CRYSTAL TAKARAZUKA』。
正統派ショーというところでしょうか。
ところどころ変なところがある気がしますが
それなりに宝塚らしいショーだと思います。
シンデレラと人形
オープニングの後、シンデレラ→人形と
お芝居仕立ての場面が続きます。
何かつながっているのかと思いきや
別につながっていない…ですよね?
シンデレラの場面は変身するカップルがみやるりとくらげちゃん、
魔法使いがカチャとわかばちゃんという
なんとも意味深な四角関係になっている気がしました。
続く人形の場面はホラーという認識でよろしいでしょうか。
ああいう露骨なバッドエンドは好きじゃないです。
人形に戻っていくちゃぴの演技が上手くて怖すぎました。
無理のある階段降り
階段降りの最初はくらげちゃんエトワール。
やっぱりエトワールは路線娘役というより
「歌姫!」という方にやってもらったほうがいいと思いました。
次はとし・ゆり・ゆうき・ちなつの4人組。
最近タンバリン動画でおなじみの3人に加えて
このときにはちなつもいたんだな~としみじみ。
続いて降りてくるのがマギー・コマ・たまきち。
何この組み合わせ!と思ってしまいました。
なんとも無理があるような気がします。
さらにカチャ・みやるりの2人。
このあたりはダブル二番手というか二番目というか。
そしてトップコンビのちゃぴ、まさおと続きます。
たまきち2番手確定の話
『GOLDEN JAZZ』では
たまきちが2番手羽根を背負っていたそうですが
このときから2番手でも良かったのでは…という気もします。
ただそれだと『1789』の配役が難しかったのかもしれません。
女役もいけるタイプの2番手男役なら
マリー・アントワネットでも良さそうですが
さすがにたまきちは厳しそうですね。
本人はどのあたりで気付くのでしょうか。
さすがに心の準備はできていたと思いますが
いざ2番手羽根!となると実感が違うでしょう。
実際に舞台を見るのが楽しみです。
お知らせ
わたしの小説家デビュー作『成瀬は天下を取りにいく』が新潮社から3/17に発売されます!滋賀県大津市が舞台の作品で、西武大津店やミシガンが登場します。
読んでいただけるとうれしいです。