スカイステージで『王家に捧ぐ歌』を見ました。
改めて見ると思った以上に画質が古いですね。
16:9ではなく4:3なのも時代を感じます。
初演と再演
何度かスカイステージで見たはずなのですが
真剣に全編通して見たのははじめてだったみたいです。
「こんなシーンあったんだ」とたびたび思いました。
わたるさんと檀ちゃんととうこさんの3人が
それぞれの役にぴったりで
この3人だからこそできる作品だと思っていました。
そのため宙組で再演されると聞いたときには驚きました。
しかも脚本はほとんど変わっていなかったのだとか。
宙組版はスカイステージでところどころ見ただけなので
宙組メンバーに当てはめて想像しながら見ていました。
役の比重
宝塚らしくアレンジを加えているものの
やはり原作通りアイーダが中心になっていますね。
初演はトップコンビがそれぞれ
2番手アイーダに振り回される構図に見えました。
再演は「愛」がテーマになっているといいます。
トップコンビがラダメスとアイーダを演じることで
二人の結びつきを強調したのかもしれません。
アムネリスは娘役トップの役だけあって
比重が重いですね。
これをうららちゃんが演じたのか…と思うと
もはや彼女は娘役2番手とかではなくて
もう少し高い立ち位置にいるような気がします。
役が少ない
びっくりするほど役が少ないですね。
主要メンバー以外は台詞がほとんどない印象です。
だからこそ主要3役が際立つわけで
初演の思い切ったキャスティングは
素晴らしかったと思います。
ラストの地下牢のシーンは
映像で見ても胸に迫るものがありました。
宙組版を見てみたら
また違った雰囲気なのかもしれません。
おそらく1年後ぐらいに放送されると思うので
楽しみに待っています。
お知らせ
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読んでいただけるとうれしいです。