先日も月組本の話題の中でちらっと書きましたが、
るうくんを路線に乗せるつもりはあったのでしょうか。
路線とまではいかなくても
新公主演をやる可能性はなかったのかなと思いました。
疑問に思った理由
2代前の月組本のスター特集で、
るう、まぐ、とし、らんが4人で写っていました。
まぐちゃんは早くに退団してしまったわけですが
としちゃんはその後新人公演主演を務めましたし、
らんちゃんは娘役トップになりました。
すでに研7だったので
新人公演主演をやる可能性は消滅していたものの
このページに載せたのは意味があったのかな?
と思ってしまいました。
最大の要因は学年?
るうくんが新人公演で演じた役は
きりやん、ゆうひ、あひ、みっちゃんが本役の
番手のついている役が多数でした。
一つ上にまさお、一つ下にみりおがいるということで
かなり割を食った感があります。
まさおやみりおを押しのけてまで
主演はできなかったのでしょう。
るうくんに原因があるわけではなく、
そういう方針だったというほかありません。
2008年までは年8回公演だったことから
単純に新人公演の回数が少なかったという
理由もあると思います。
時代に大きく左右される
2番手や3番手の役を何度も演じたものの
主演をやったことは無い人は他の組にもいるので
るうくんだけ特別というわけではないでしょう。
みりおより下の学年のとし、ゆり、ゆうきが
新人公演主演を経験したことを思うと
学年の巡りあわせは重要なのだと思わされます。
ネッケル役に注目!
いま公演中の『1789』では
国務大臣のネッケルを演じています。
るうくんの演技には
革命を食い止められなかった無念さが
にじみ出ていました。
これからも長く月組に在籍していてほしい生徒の一人です。
お知らせ
わたしの小説家デビュー作『成瀬は天下を取りにいく』が新潮社から3/17に発売されます!滋賀県大津市が舞台の作品で、西武大津店やミシガンが登場します。
読んでいただけるとうれしいです。