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all昨年初舞台を踏んだ100期生の組配属が決まりました。
数年前までは初舞台後すぐに配属が決まっていましたが
最近ではしばらく組回りをしたのちに配属が決まります。
宝塚に少し慣れてきたところに組子として配属されて
心機一転というところでしょうか。

どんなふうに決めているのか

わたしが小学生の時、春休みに職員室に行ったら
先生たちがクラス分けをしているのが聞こえました。
「この組にはAちゃん欲しいな」
「BちゃんとCちゃんは一緒にしないほうがいいよね」
などと話し合っていて、
「こうやって決めるのか」と驚きました。

もっと厳かな雰囲気で話し合っていると思いきや、
職員室の一角で雑談のように話していたので
意外と適当なんだなと子供心に思ったものです。

宝塚の組分け会議はどんな感じなのでしょうか。
一般に公開されることはありませんが、
ちょっと見てみたい気もしますね。

将来性も関係あるのか

想像するに、有望な生徒に関しては
将来の展望を見据えながら配属されるのでしょう。
この子は将来の○組を背負って立つという存在ですね。

しかしそういう有望株に関しても
途中で組替えをすることが多々ありますので
最初の組配属はそこまで重視していないのかもしれません。

贔屓の組に入る偶然

ときどき
「ずっとファンだった○組に配属が決まってうれしかった」
というエピソードを聞きます。

本人がカラーに合っていたということなのでしょうか。
それともたまたまなのでしょうか。

まさおとみりおも「月組をよく見ていた」と言っていたように思います。
逆にどの組も見ていたけれど、
月組に入ったから「月組ファンだった」と言っている可能性もあります。

やっぱり贔屓の組に入るとうれしいものでしょうか。
かえって緊張してしまうのではないかとも思います。

ことちゃんの奇跡

星組のことちゃんは、ちえちゃんの大ファンだったことで知られています。
礼真琴の「礼」は柚希礼音の「礼」というエピソードは有名です。

そんな憧れのスターさんがいる組に配属されただけでもすごいのに、
新人公演でちえちゃんの役をやったり、本公演でも絡みがあったりと
礼真琴ストーリー自体が舞台化できるようなストーリーですね。

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