※当サイトにはアフィリエイト広告が含まれます

all前回の記事では
宝塚友の会会員席の座席券転売に対する取り組みについてのお願い
を取り上げましたが、そのお知らせと同時に
座席券転売に伴うトラブル防止について
というお知らせも出ていました。

お知らせの内容

友の会チケットの転売に関しては平たく言うと
「転売に出した人を調査して、
 見つかったら会員資格を停止するかもよ」
という話でした。

もう一つの「トラブル防止について」のほうでも
なんらかの対策について書いてあるのかな?と思いきや

お客様におかれましては、座席券は、劇場チケットカウンター、プレイガイドなどの正規の発売窓口でお買い求めください。お客様同士の座席券の転売及び購入につきましては、おやめいただきますようお願い申し上げます。

という注意喚起だけでした。

「インフルエンザの予防について」
手洗いうがいをしっかりしましょう

みたいなお知らせですね。

正規の発売窓口

そんなこと言われても正規ルートで手に入らないんですけど
と突っ込みたくなってしまいます。

理想は公演直前でも気軽にチケットが買えたらいいのですが
それはガラガラで寂しい公演になりそうです。

宝塚大劇場も数年前はそんな感じだったんですけどね。
平日の15時公演ですが、S席の1階7列の端っこが
公式サイトで手に入りました。

最近は正規の窓口では発売直後に売り切れてしまいます。
ほかのルートに頼らなくてはならない現状もあると思います。

対策の一例

10年ほど前の話ですが、テレビ番組の観覧に当たったことがありました。
入場の際には当選ハガキだけでなく身分証明書の提示も求められ、
ハガキの宛先の住所・氏名と照合されました。

これだと本人しか入れないので、
転売したとしても買い手がつかないことになります。
チケットもこのようにすれば転売目的の購入は減ることでしょう。

しかしあの劇場の改札で一人一人本人確認するとなると
かなりの時間がかかってしまいます。
個人情報の問題もあるでしょうし、実現は難しいでしょう。

ふとした疑問

転売目的の購入ってどれぐらいの割合なんでしょうね。
チケット取引サイトを見ていると
たくさんのチケットが出ているように思いますが、
大部分は観劇予定の個人や団体に行きわたっているわけです。

取引サイトに出ているチケットにしても
もともと観に行くつもりだったけれど、
観に行けなくなってやむを得ず出品している可能性があります。

劇団としてもそうした実態を把握しないことには
対策のしようがないと思うのですが
真相は闇の中ですね。

お知らせ

わたしの小説家デビュー作『成瀬は天下を取りにいく』が新潮社から3/17に発売されます!
滋賀県大津市が舞台の作品で、西武大津店やミシガンが登場します。
読んでいただけるとうれしいです。