『PUCK』の感想を拝見していると
ちゃぴのハーミアが好評みたいですね。
ちゃぴは主演を重ねるごとに可愛らしく、
上手になって頼もしい限りです。
衝撃だったルイ・シャルル
わたしがちゃぴをはじめて認識したのは
スカーレットピンパーネルのルイ・シャルル役でした。
ルイ・シャルルは子役でありながらかなりのキーパーソンなので、
演目発表のときから誰がやるのだろうと話題になっていました。
初演のルイ・シャルルが娘役だったので、
今度も娘役かな?と思っていましたが、
当時は男役で、小劇場公演にも出ていなかった
ちゃぴが抜擢されました。
最初はちゃぴって誰やねんという感じでしたが、
ルイ・シャルルを見て、
見た目のかわいらしさとその演技力に
「この子は出世しそうだなぁ」と思いました。
スカーレットピンパーネルは劇場で3回見ましたが、
どんどんうまくなっていくのがわかったのです。
娘役にしては大きい?
以前ちゃぴにバレエを教えていたと言う先生が、
ブログで彼女のことを紹介していました。
本名&写真入りだったので、今は削除なさったみたいです。
ブログによると、
ちゃぴはもともと娘役志望だったけれど、
音楽学校に入って身長が伸びたので男役になったとか。
結局娘役になったので、
身長というのはあまりあてにならないみたいです。
転向当時は「でかい」とか「ごつい」とか言われていましたが、
最近はすっかり娘役らしくなりました。
『Misty Station』できりやさんに助けられるシーンでは、
カツラのチョイスも微妙な感じで
ちょっとIKKOさんみたいになっていたのを覚えています。
負のジンクスを乗り越えて
月組は生え抜きで娘役トップになれないとか、
中卒は娘役トップになれないとか言われていました。
マイナスのジンクスを跳ね除けて
月組で娘役トップになったのには少し感動しましたね。
すごく個人的な感想としては、
月組生え抜きで中卒だった
城咲あいちゃんがトップになれずに退団したのが
本当に残念だったので、無念が晴れたような気がしました。
大劇場お披露目公演のジュリエット役は
かなり頑張ったんだろうなと思うものがありました。
歌も上手だし、見た目も可憐だし、
月組の新体制は明るいと安心しました。
それからまたどんどん力を付けていき、
現在ハーミアを演じているちゃぴ。
今後も注目していきたい娘役の一人です。
お知らせ
わたしの小説家デビュー作『成瀬は天下を取りにいく』が新潮社から3/17に発売されます!滋賀県大津市が舞台の作品で、西武大津店やミシガンが登場します。
読んでいただけるとうれしいです。