雪組『るろうに剣心』の幕が開きました。
概ね好評みたいですが、中には辛口の意見もあって
話題作の舞台化って難しいなぁと思いました。
和月先生と涼風さんのコメント
公式サイトに和月伸宏先生と涼風真世さんのコメントが載っていました。
タイトルは
雪組『るろうに剣心』宝塚大劇場公演初日を和月伸宏氏・涼風真世さんが観劇
この「氏」と「さん」の使い分けはなんでしょう。
舞音の紹介ページを見ると「Joy Son氏」になっています。
OGは「さん」なのかもしれません。
和月先生も涼風さんも大絶賛です。
公式ホームページですし批判的なことは書けませんよね。
和月先生は赤べこの牛鍋も食べたのだとか。
一行だけのコメントのために項目を入れているあたり
劇団側もPRを頑張っているのだなぁと思ってしまいます。
一本物を考える
先日スカイステージで『ルパン三世』を見ました。
1時間半ぐらいでクライマックスになって
「あぁそういえば二本立てだった」と思い出しました。
るろうに剣心が一本物なので、
ルパン三世も一本物のような気がしていました。
一本物は物語の世界をじっくり描ける反面、
冗長になりがちという弱点もあります。
全編見ていないのでなんとも言えません。
しかし脚本に対するマイナス評価を見るにつれ
二本立てならまた違ったんじゃないかなと思いました。
プログラムがるろ剣一色なのは
一本物ならではのパフォーマンスですけどね。
友達のお父さんが行った
友達のお父さんが見に行ったそうです。
「車屋から貸切チケットをもらった」と聞いて
「そんな貸切あるの?」と思っていたら
トヨタの貸切公演だったみたいですね。
そのお父さんはるろ剣の漫画も映画も見たことがないうえに
宝塚も見たことがなかったそうです。
そういうお客さんも中にはいるのだなぁと思いました。
友達を通してお父さんの感想を聞いてみたら
「1階の後ろのほうで顔が見えんかった」
という微妙な反応が返ってきて
まぁそういう感想を持つ人もいるよね、という感じです。
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