公式サイトのスターのページを開くと
轟さん+各組トップスターの5人が並んでいます。
この6人のうち、4人が揃った作品があったんですね。
2006年月組『暁のローマ』『レ・ビジューブリアン』です。
個人的な思い入れ
わたしにとってこの作品が月組初観劇だったのです。
それまでは行きたいときに劇場に行くという感じで
生徒の名前も全然わかっていませんでした。
これ以降、月組を重点的に観るようになったので
自分なりにハマる何かがあったのでしょう。
当時、みっちゃんはあさきりゆひに続く4番手。
まさみりは「期待の若手」の域を出ていなかった気がします。
まさみりがトップスターとして華々しく活躍する中、
みっちゃんがトップになれるのかモヤモヤしている間は
この作品を平常心で見られませんでした。
いまとなっては安心して見ることができます。
同時期にトップになるとは思ってもいませんでしたが
これも何かの巡り合わせでしょう。
カエサルはえーらいー
現在『王家に捧ぐ歌』が絶賛公演中のキムシン先生。
『暁のローマ』もオペラを題材としたキムシン作品です。
轟さんが主人公カエサル、
月組トップスターあさこさんがブルータスを演じています。
「カエサルはえーらいー」という歌詞でおなじみの主題歌は
『戦争は作品』というんですね。
いまプログラムを見返してはじめて知りました。
月組生がひたすらコーラスしていた記憶があります。
『暁のローマ』も珍作な気がしますが
生徒たちが適材適所で使われていて面白いです。
レ・ビジュー・ブリアン
ショーのプロローグでは
当時研4のみりおとねねちゃんが
ビジューの美女として登場します。
当時はまさみりに関しても
あまりセットという感じじゃないですね。
フィナーレの若手5人のシーンでは
みっちゃんがビジューの青年Aで、
もりえ、めお、まさお、みりおの4人を
引き連れて歌っています。
こんな時期もあったのだなぁと懐かしく思いました。
お知らせ
わたしの小説家デビュー作『成瀬は天下を取りにいく』が新潮社から3/17に発売されます!滋賀県大津市が舞台の作品で、西武大津店やミシガンが登場します。
読んでいただけるとうれしいです。