『神々の土地』の感想がひととおり終わったので、
『クラシカルビジュー』について書きます。
率直な感想は「いまいちかな~」という感じだったのですが、
それほど悪いわけではありません。
クラシカルビジューと自分の好み
わたしは稲葉先生の『GOLDEN JAZZ』と『カルーセル輪舞曲』が好きなので、
『クラシカルビジュー』にも大いに期待していました。
それが、終わってみたら「それほどでもないな…」と思ってしまい、
「これまでは月組だったからいいと思っていただけなのかな…」と、
自分の感覚まで信じられなくなりました。
でも『GOLDEN JAZZ』は最高に盛り上がるオープニングがあって、
『カルーセル輪舞曲』は最高にカッコいいテキーラのシーンがありました。
そういう印象的なシーンが『クラシカルビジュー』にはなかった気がします。
思えば『カルーセル輪舞曲』にしてもみやるりのシルクロードのシーンで、
「いまひとつみやるりの良さが出ていない」と感じていました。
あくまでわたしの好みではなかったということです。
『クラシカルビジュー』についても、自分の好みとずれていたのでしょう。
ひとつひとつの場面はそれほど悪くないように思いました。
まぁ様とまかぜのデュエットダンス
トップ娘役が不在だとやっぱりさびしいですね。
一目でトップ娘役だとわかる豪華なドレスが見られません。
同じくトップ娘役不在時代だった、
月組『Apasionado!!』や『Heat on Beat!』を思い出してしまいました。
まぁ様と真風のデュエットダンスはよかったです。
ただあの奇抜なリフトはどうなのでしょう。
子どもにやると喜びそうな体勢だなと思いました。
宝石の演出
オープニングで娘役が肩に付けているモコモコはスポンサー商品なんですね。
宝塚大劇場のラウンジのところに飾ってありました。
各色のチームごとに中央に集まるシーンがありましたが、
そのとき歌詞に出てくる宝石の色と合っていませんでした。
たとえば歌詞で「サファイア~」と歌われているときに、
赤いモコモコをつけたチームが中央に集まっている感じです。
(組み合わせは覚えていないので、あくまで例です)
「そこ合わせないの?」と思ってしまいました。
中詰めではルビーやトパーズが出てきます。
宝石で変身する魔法つかいプリキュアを連想しました。
「クラーシカール ビジュー」という主題歌は結構好きです。
「神々の 土地ー」でも歌える互換性がありますね。
お知らせ
わたしの小説家デビュー作『成瀬は天下を取りにいく』が新潮社から3/17に発売されます!滋賀県大津市が舞台の作品で、西武大津店やミシガンが登場します。
読んでいただけるとうれしいです。