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cosmosきのう宙組『エリザベート』が千秋楽を迎えました。
なんとなくエリザベート上演中はお祭り感があって、
終わってしまうとちょっと寂しいです。
わたしが宝塚大劇場に見に行ったのは真夏だったのに、
すっかり秋になってしまいました。

エリザベートのプログラムが特別仕様だった

『エリザベート』のプログラムはいつもと違っていました。
まず紙質が違います。
真ん中にはちょっとした写真集みたいなページもあります。

小池修一郎先生と小柳奈穂子先生をはじめ、
オーストリア大使の方やウィーン劇場協会の方、
ミヒャエル・クンツェ氏やシルヴェスター・リーヴァイ氏、
さらには初演でトートを演じた一路真輝さんや、
ルキーニを演じた轟のコメントも入っています。

これでいつもと同じ税込1,000円なのは良心的ですね。
たくさん売れるから安くしているのでしょうか。

日本初演から20年の座談会

小池修一郎先生、吉田優子先生、楊淑美先生の座談会も収録されています。
3ページにわたってエリザベートという作品について語られていて、
これだけでも500円分ぐらいの価値があるのではないかと思いました。

特に面白かったのは、
過去のエリザベートについて一つ一つコメントしている部分です。
紙面が限られているので一言ずつ触れているだけなのですが、
どのエリザベートにも特別な思いがあるということが伝わってきました。

中でもわたしは月組のエリザベートを繰り返し見ているので、
2005年月組版で瀬奈じゅんさんがエリザベートを演じた理由や、
2009年月組版で苦労した点など、とても興味深かったです。

次回のエリザベートはいつかな?

20年経ったのでエリザベートはこれで終わりです!
ということはないと思います。

過去に最も上演期間が空いたのは2009年月組から2014年花組の5年です。
2021年までに一度ぐらい上演するかもしれませんね。

すでに5組中4組が2回上演しているので、
まだ1回しか上演していない星組で上演しそうな気がします。

しかし計画通りうまく運ばないのが宝塚の常なので、
あまりあてにせずに気長に待つのがよいでしょう。

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滋賀県大津市が舞台の作品で、西武大津店やミシガンが登場します。
読んでいただけるとうれしいです。