まんちゃんこと貴千碧さんのサヨナラ特番、
「Memories of 貴千碧」を見ました。
どの公演もダンス巧者として楽しませてくれたまんちゃん。
ちゅーちゃんと一緒に抜けてしまうのが寂しいですね。
思い出の公演
ちゅーちゃんの「Memories of 咲希あかね」同様、
見たことのある舞台が多くて懐かしかったです。
2009年『エリザベート』では黒天使でした。
メンバーが楽しすぎたと話していました。
桐生園加さんが厳しくも優しく指導してくれたのだとか。
続く『Dancing Heros』でもそのかさんにお世話になったそうで、
「ご褒美のような公演」とまで言っていたのが印象的でした。
まんちゃんが「体力的に大変だった」と言うなんて、
相当にハードな公演だったのだなぁと思ってしまいました。
『月雲の皇子』『バンディード』と、たまきち主演作品にも出ていました。
「珠城りょうちゃんの作品にいつも出ている」と言っていて、
「そうか、ちゃん付けか…」という点に注目してしまいました。
『1789』も体力的にハードだったそうです。
夢だった、大劇場で一人で踊ることが叶ったと言っていました。
たしかに印刷工のダンスはよく覚えています。
印刷工みんなダンス上手いな!と思って見ていました。
退団公演の『カルーセル輪舞曲』は、男役の集大成となる公演。
いままでの公演とはある意味一緒で、ある意味違うそうです。
「瀬奈さん、霧矢さん、龍さんから教わった」と言っていて、
わたしが見てきた月組には、
いつもまんちゃんがいたのだなぁと思いました。
スカイステージと、ちゅーちゃんのこと
一緒にスカイレポーターズを務めていたちゅーちゃんとは
同じ組の同期ということもあって、思い出の作品も似ていました。
「Memories of 咲希あかね」を先に見たため、
男役の目線から語り直している感じで面白かったです。
まんちゃんにとっても、
スカイステージに出るのはひとつの夢だったそうです。
「スカイレポーターズでは組子のこともわかっていただける」
のくだり、ちゅーちゃんも言ってたなぁとうれしくなりました。
感謝の気持ち
宝塚歌劇はとにかくあたたかい世界で、
ここで「感謝の気持ち」の本当の意味を知ったと話すまんちゃん。
普通に歩けていること、歩けていること、
一個一個が感謝の気持ちでいっぱいなのだそうです。
宝塚大劇場千秋楽の挨拶でも、
「感謝してもしきれません」と言っていました。
宝塚千秋楽の挨拶でもう一つ印象に残っているのは、
「組の力になれていたとしたら、それほど幸せなことはありません」
という言葉でした。
「十分なれてたよ!」と言いたい気持ちです。
まんちゃんは「最高に幸せな12年間」と総括していました。
わたしもまんちゃんの男役姿が見られて幸せでした。
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