ちゅーちゃんこと咲希あかねさんのサヨナラ番組、
「Memories of 咲希あかね」をみました。
主演こそなかったものの、
月組に欠かせない存在だったことは間違いありません。
ちゅーちゃんの舞台
見たことのある作品が多くて、
懐かしいな~と思いながら見ていました。
『ハリウッドラバー』は珍しくDVDを持っています。
大空祐飛さんと城咲あいちゃんコンビが主演でした。
ちゅーちゃんは初めての愛人役だったのだとか。
『夢の浮橋』は瀬奈じゅんさんが演じた匂宮の幼少期で、
セリ下がりに緊張していたエピソードを語っていました。
新人公演では城咲あいちゃんの役でした。
実質ダブルヒロインのような役だったので、
「ちゅーちゃんも一度ぐらい新公ヒロインあるかな?」
と思っていたのですが、残念ながらありませんでしたね。
『愛するには短すぎる』では越乃リュウさんの愛人役、
『バンディード』では愛人じゃなくて愛人がいる役と、
なにかと愛人に縁のある役が多かったようです。
星条海斗ディナーショー「Flugel」は、
念願のディナーショー出演だったそうです。
ずっと出たかったけれど、
歌える人しか出られないと思っていたのだとか。
「(星条さんは)自分のディナーショーなのに、
ほかの4人の見せ方を考えてくれた」
と話していて、マギーのことを見直しました。
『激情』で初めて恋人がいる役だったそうで、
「そうなの?」と驚きました。
相手はとしちゃんで、とてもやりやすかったそうです。
ラストは退団公演『グランドホテル』。
退団公演というイメージはなく、
「これでたまたま退団する」という感覚なのだとか。
「月組はこれからも大丈夫!って思える」
という言葉がとても心強かったです。
ちゅーちゃんとスカイステージ
スカイステージにもよく出ていた印象があります。
2007年度にはスカイフェアリーズ、
2015年からはスカイレポーターズを務めていました。
スカイレポーターズでは
「下級生にこんな子がいる」ということを伝えられるため、
組への愛情が深まったそうです。
スカイフェアリーズ時代、
幼稚園へロケに行った思い出話をしていました。
9年前のことなので、当時の幼稚園児は中学生ぐらいでしょうか。
時の流れを感じますね。
ちゅーちゃんの高い娘役意識
「男役さんあっての咲希あかね」と言っていたのが印象的でした。
これまでの月組娘役からも大きな影響を受けたそうで、
「美鳳あやさん、城咲あいさん、みほこさんやまりもさん」と
具体的な名前も挙げていました。
わたしは城咲あいちゃんが好きだったので、
名前が挙がってうれしかったです。
ほかにも上級生から麻乃佳世さん、西條三恵さんなどの話を聞いて、
12年いただけでも、それ以上のことを得たと言います。
数年後、現在下級生の月組娘役が退団するときに、
影響を受けた上級生の名前として、
ちゅーちゃんを挙げる人がいるんじゃないかな?と思いました。
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